こんにちは
止まってはいませんが、ゆっくりとなら
二十代前半でしたがありました。
初めて2シートの車を手に入れ、
夏場でしたでしょうか…昼間の公道(ストレート)で60km/h で走っていたら、
遠目で押しボタン式信号機の所にお婆ちゃんがいました。
イライラしていた自分は、
「まさか渡らないよね?」と思い90km/h 近くまで速度を上げた直後…
歩行者用信号機まで100mくらいだったでしょうか…。
信号機が赤のままお婆ちゃんが横断し始めました!
「ヤバイ!!!」と思った自分は急ブレーキを踏んで
咄嗟に左の方へ思いっっっきり!!ハンドルを切りました。
その時です!
時間がスローになりました。
一瞬の出来事だったはずなのに、その状況を今でもはっきりと覚えています。
時間の流れをゆっくりと感じながら、
両手は素早く左にハンドルを切り、
お婆ちゃんの左側をかするように避け、
縁石を越えて歩道側の電柱手前で止まりました。
それは冷や汗ものでした。
もう少しで「人殺し」になるところだったんですから。
直後は安堵感と申し訳なさでいっぱいでした。
調子に乗ってスピードを出していなかったら…
そう思いながら帰りに信号機の所へ立ち寄ってみました。
くっきりとタイヤのブレーキ痕が残っていました。
あらためてゾッとした一日でした。
では、失礼します。