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SONY VG900 AX2000 それぞれの利点
こんにちは。 ビデオカメラのSONY NEX-VG900と HDR-AX2000のどちらかを購入しようとしています。 そこで、この2機のスペックや機能の分かりやすい違いを知りたいです。 こっちは○○したい人向け、などありますか? これまでは家庭向けのハンディカムカメラしか扱った事がありません。 これを機にもう少し上級なもので撮影と編集作業(iMacとFCE保有)を、と考えています。 どうぞよろしくお願いします。
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一番の違いは、イメージセンサのサイズが全く違うということでしょう。 VG900は、35mmフルサイズCMOSセンサという、135判フィルムやフルサイズ一眼と同じセンササイズを備えたカメラであるということ。 またEマウントによるレンズ交換式カメラです。 対してAX2000は、1/3型3CMOSという、センササイズは小指の爪よりも少し小さいサイズのセンサを搭載しています。また、レンズは固定式で交換はできません。 センササイズが大きく異なると何が違うか? 画質に絡んできます。 大きいサイズのセンサのほうが、高感度、ダイナミックレンジなど有利になる反面、同じ画角の場合、レンズの焦点距離がセンサの小さいカメラより長くなるため、被写界深度が浅くなります。 いわゆる、ピントが合っていない部分のボケが大きくなります。 このボケは、センサの小さい家庭用やAX2000とは別世界の作画が出くる反面、ピント自体がシビアになりますし、パンフォーカスで全体にピントを合わせたい場合は、絞りを絞りこまなければならず、返ってセンサが小さいカメラより不利になります。 また、レンズ交換式ということは、別途レンズも必要になるので、システムが高額になります。 AX2000の場合、プロ機の入門として使えますし、それでいてレンズ一体の使い勝手の良さがあります。 プロも、軽量化優先のカメラとして、AX2000を用いることは多いです。 今は有名人となった大泉洋の原点でもある水曜どうでしょうという番組も、当時主に使っていたのは、AX2000のご先祖にあたる、VX1000やVX2000といった機種でした。 家庭向けのハンディカムしか扱ったことがないのであれば、まずはAX2000を使ってみて、物足りなくなったなら、ステップアップすれば良いと思います。 VG900は、家庭用のハンディカムとはあまりに世界が違い、どちらかと言うと低価格でシネカメラの様な作画をしたい、と言った用途の向いているかと思います。
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詳しいご回答ありがとうございました!非常に参考になりました!