B型肝炎、うちの子は受けました。
我が家の場合私が医療職にいることもあり、
キャリアになるリスクを考えて接種させたという経緯もあります。
(残念ながら私は抗体が定着しなかったので…)
B型肝炎は症状の出ない感染(キャリア)で終わることもありますが、
肝硬変、肝、劇症肝炎による死亡リスクが高くなるといったリスクもあります。
しかも感染力が強いのは事実で、
血液が肉眼でははっきり見えないレベルの出血でも感染するときはします。
唾液そのものでは感染しませんが、
「感染者の口の中に傷がある場合」の唾液は感染する可能性を持ちますし、
「感染者に噛まれた場合」は口の中に傷がなくても感染する可能性があります。
B型肝炎ウイルスの怖いところは、「誰がなっているか分からない」ところでしょう。
集団生活に入った子どもは皆入り乱れてしまい、
いつ人に噛まれたり、人の傷口に触れるかも分かりません。
保育園or幼稚園、児童館やお子さんが遊ぶような有料施設、
そういったところで遊んでいる子たちが親御さん含め一人もキャリアがいないと、
そう確信が持てるなら要らないかもしれません。
ですが感染しているけれど気付いていない人が一人でもいれば、
質問者さまのお子さんも感染リスクにさらされてしまうのです。
身近にいなければ要らない、とおっしゃるDr.も多いですが、
保育園での集団感染例もありますので(検索すれば出てくると思います)、
可能なら接種させる方がいいと考えています。
蛇足ですが、接種年齢に「遅すぎる」はないと思います。
今騒がれている風疹や麻疹、B型肝炎もそうですが、抗体の持続性は一生といわれても
実際には効果が弱まるものが多いです。
ですが「一生物じゃないから要らない」ではなく、
子ども自身で判断できる年齢までは予防接種を親が主導でやって守る、
20歳過ぎたら本人の責任で行って守る、
それが基本の考え方だと思っています。
お礼
皆様、まとめてで申し訳ありません返事をさせていただきます。 とても親切に詳細を教えていただいて本当に感謝しています。 自分の事ならともかく、まだ判断もできない子供の事を親がやらないと決めてリスクを負わせるのがよくないと思いました。早速打つよう手配します。ありがとうございました。