- ベストアンサー
電解コンデンサの良否判定と基板からの取り外し方法
- 電解コンデンサの良否判定方法と基板からの取り外し方法について解説します。古いマザーボードやATX電源に使われている従来のアルミ電解コンデンサは、膨張や電解液の漏れなどが目視で判定できましたが、最近の表面実装のチップタイプはどう判定するのでしょうか?必要な機材や役立つ情報についても紹介します。
- 電解コンデンサの良否判定方法は、目視ではなかなか難しいですが、特定の機器やソフトウェアを使用することでチェックすることができます。また、基板からの取り外し方法についても手順を詳しく解説します。初心者向けのアドバイスとして、安物でも判定できるかどうかについても触れます。
- 電解コンデンサの良否判定は、目視では難しい場合がありますが、専用の機器やソフトウェアを使用することで判定することができます。基板からの取り外し方法は、まずは必要な工具を準備し、慎重に作業を行う必要があります。また、初心者向けのアドバイスとして、安物でも判定することができるかについても解説します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
表面実装タイプでも、固体電解コンデンサと電解液を使った製品があります。 http://www.nichicon.co.jp/products/menu.htm マザーボードに装着されているコンデンサが劣化してきているかどうかは、表面実装タイプであっても電解液を使用した電解コンデンサなら高温による劣化の場合、従来どおり、ケースのふくらみとか、基盤部分とアルミケースの部分の隙間の拡大が見られると思いますので劣化が進んでいるかどうか見当をつけることができると思います。 固定電解コンデンサは電解液を使用していないので、劣化の兆候を見つけるのは難しいでしょう。固定電解コンデンサは寿命が長いとされていますので、気にしないことにしましょう。 見当をつけたら取り外して、容量と漏洩電流を測定すればいいのですが、容量を測定するには測定器が必要です。そこまで正確に知る必要はありませんので、アナログ式マルチメーターで比較測定をします。(デジタルマルチメーターは、この方法では使えません。) (1)比較対象として新品の、同じ容量のコンデンサを用意します。 (2)まず、二つのコンデンサの両極をピンセットなどでショートして、チャージを放電しておきます。 (3)アナログマルチメーターを抵抗測定レンジにセットして、2本のテスト棒の黒をコンデンサのプラス極に、赤をコンデンサのマイナス極に接触させるます。 瞬間針が振り切れるほど右に振れ、次第に振れが小さくなっていきますので、あるメモリ(たとえば1kΩ)を横切るまでの時間を測ります。心臓の鼓動の数で測れば良いでしょう。 それを二つのコンデンサで比較して、極端な違いがなければOKです。 抵抗測定レンジを変えて、測定しやすいレンジで測定してください。 (4)そのままテスト棒を接触させっぱなしにしておくと、針がほとんど振れなくなりますが、多少振れているなら、それは漏洩電流のせいです。漏洩電流による触れを二つのコンデンサで比較して、極端に違いがなければOKです。 漏洩電流を正確に測定したければ、低格電圧をかけて、マルチメーターで測定することができます。漏洩電流の仕様は、製品メーカーが公表していますので、実装されているコンデンサの型名から検索してください。 漏洩電流が大きいと、発熱しますので、電解液が気化してケース内の圧力が上がり、ケースが膨らんだり、破裂したりしますが、実装状態で発熱(温度)を測定するには、放射温度計を使うと良いです。非接触型ですので、測定したい部品をポイントするだけで測定できます。たくさん使われているコンデンサをすべてポイントして温度を測り、他に比べて温度が高いコンデンサは劣化が進んでいると考えることができます。 https://www.google.co.jp/#q=%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%B8%A9%E5%BA%A6%E8%A8%88
その他の回答 (1)
- rosso2ch
- ベストアンサー率30% (243/785)
参考ですが、便利なチェックツールです。 http://www.openreel.net/checker.htm
お礼
便利なツールのご紹介ありがとうございます。 もう少し安いとありがたいと思います。
お礼
チップ型も電解液タイプがあるのですね。 個体コンデンサは、当方の環境ではほぼ皆無なのでいいですが アナログテスターもあるので、詳しい測定手順は とても参考になります。 放射温度計は、取り外す前のチェックには 向いているようですし、バイクにも使えそうで ¥2000程度だったので早速1つ注文しました。 いろいろ初心者にも分かりやすい有益な情報 ありがとうございました。