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時計のゼンマイの巻き方

手巻きの時計でいっぱいまで巻くとそれ以上巻けないようになる時計がありますが、そこまで巻かないほうがいいという人がいます。95%くらいがいいと。 機構に負担をかけないためだと思われますが、どう思いますか?

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noname#190464
noname#190464
回答No.2

m123xk さん。40代素人のおっさんですがよろしくお願いします。 >手巻きの時計でいっぱいまで巻くとそれ以上巻けないようになる時計がありますが、そこまで巻かないほうがいいという人がいます。95%くらいがいいと。… 率直に申し上げます。その加減、普通人は出来ますか?出来たらスゴイですね! 時計としては、フルで巻き上げが基本と思います(そういった設計のはず!) 時計を大事にされるお気持ちはとてもわかりますが…結局、中の『ゼンマイばね』の劣化で切れちゃうんです。何があろうとです。 私の拙い経験ですが、フルメンテしたアンティークオメガの手巻き(ぜんまいも当然現代の材質の新品)にしましたが、2年たったある時、リュウズを回し巻き上げしていた時、不意に抵抗が無くなり…これがゼンマイ切れです。時にはフルまで巻かずとも切れちゃうんです。時にはネ!機械モノ。人間と一緒で完璧ではないのです。 時計を大事にされるならば、巻き上げの限界をうんぬんより、巻き方、そして、巻き終わりの時に不用意な力を加えない事と思いますよ。 巻く時… リュウズを正転~逆転を繰り返しながら指でチョリチョリと巻き上げると思いますが、その際にあまりガシガシとしない方が良いと思います。(機械を大事にするのは、変な力や過渡的なスピードを加えない) 巻き終わりの時の注意… リュウズを回してゼンマイが巻き上がってくるとリュウズの巻き加減に抵抗が出ます(巻き加減が重くなる)この加減をわかれば、そろそろフルで巻き上げとなります。一方、それがあまり感じないムーブメントもあります。なので、リュウズを巻きつつ、いつフルの状態でリュウズが回らなくなっても大丈夫な程度にリュウズを巻くあなたの指の力の加減をします。ある瞬間、リュウズが動かなくなっても指がスライドする感じです。 それと、とても大きな誤解をされてるかもしれませんが(誤っていましたらすみません)、ゼンマイは『消耗品』です。いつかは必ず切れる動力発生装置なのです。だからメーカーも常時スペアの主要部品の一つとしているはずです。 私自身、Ωスピマスやロンジン13ZNクロノ、他古い時計で手巻きを幾つか所有していますが、巻き上げの個性はムーブメントで異なる! そして、巻き上げ限界の数パーセント前…自分の時計の全停止状態からの巻き上げで、一つの時計でも常に一定ではないです。(私は常に巻くときの回数を数えてます。前回は40回でフル、でも今日は38回とかね) 確かに大昔ですが、私も貴方と同様の話をされる大先輩がいました。でも…数人の時計職人からは、そこまで神経質にならなくても…とも言われました。それより大事なのは、前述の巻き方、巻き終わりの手の抵抗の感覚やフルになったときの指を滑らせ過渡的な力を与えない事ではと思います。機械って、淡々と動くのは得意ですが、外的な変動は弱いのです。リュウズをフルで巻く怖さは巻き上げでストップしても自分の手の力でリュウズを回し過ぎてゼンマイ切っちゃうという事です。でも、中途半端なトルク状態の時計できちんとした時間も出ませんし、日常使いでは…(私は巻き上げで抵抗を感じた段階で、あ!そろそろ!と思って、ゆっくり感覚を楽しみながら、自分なりに慎重に巻き上げます) 公的な部分と私的な話もありますが、ご検討の一手になれば幸いです。失礼しました m(__)m

m123xk
質問者

お礼

いつもありがとうございます。時計を買ったらまたお世話になるかもしれません。

m123xk
質問者

補足

正転と逆転を繰り返すとありますが、正転だけではダメなのですか?

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その他の回答 (2)

noname#190464
noname#190464
回答No.3

No.2です。補足いただきましたので、私見ですがご回答を続けます。 >正転と逆転を繰り返すとありますが、正転だけではダメなのですか? リュウズをまわしてゼンマイを巻く時、一方向より便宜正転逆転を繰り返す方が、巻き上げの効率は良いと思います。それより細かいですが機構上大事(私的思う)な以下の話に繋がります。 ゼンマイを巻く時、内部の部品に『コハゼ』というストッパーがあります。これは、ゼンマイを収めている『香箱』という部品があるのですが、リュウズを巻き香箱を回してゼンマイを巻き上げる時、逆転しないように(要は折角巻いたゼンマイが不用意にほどけないように)ストッパーをかけてます。これがコハゼです。 リュウズを巻く時、『ジリジリジリ…』と音がします。これがコハゼが動く時の音です。 この部品はスプリングの力で香箱の逆転を止めていますが、あまりに乱暴なリュウズの巻き方をすると、こうした部品やその周囲もやっぱり持ちが良くないですね。 前回のご回答の中で、あまりガシガシとしない、正転~逆転の事、不用意な力を加えないのには意味があると思います。 それは、内部のコハゼが正転で巻いて、そこでパッとリュウズを離すと、香箱内の巻き上げ中のゼンマイのほどけようとする反力がモロにかかるので、巻き上げたゼンマイの力の分だけ部品に力もかかります。一方、ゆっくり確実に正転~逆転をすると、リュウズを離すわけではないので、パーツへのダメージは少ない傾向になります。そのため、正転~逆転の繰り返しでゆっくりリュウズを巻くと言う事でもあります。 そして、この時のリュウズから伝わる抵抗感から、もうそろそろフルで巻き上がりかな?を感じるわけです。ギャリギャリ考えもせず巻くと、あ!と油断した瞬間に抵抗感も感じずめいいっぱいの状態でリュウズをさらに巻いてしまい、ゼンマイを切ってしまいます。 近年の時計では、ゼンマイも材質が良いので早々切れにくいようですが、その前に、巻き方を覚えられた方がより安全ではと思います。 ゼンマイをフルで巻かないのは確かに安全サイドではありますが、それ以前の前記の巻き方も細かい話ですが重要と思います。 (近年の時計は丈夫と思いますが、ゼンマイ切れは簡単に交換できるけど、コハゼなどの部品の場合はコハゼだけでなく地板や歯車も傷めちゃうこともあります) リュウズからの抵抗感で巻き上げに気を使えば、止めるポイントもわかってくるでしょう。そして、使っているうち慣れてきて、途中は早めに巻いても最後の抵抗感でゆっくり様子を見るといった事も極々誰でも普通に出来るはずです。 ご質問の一方向巻…私的にはすみませんがいかがかと思います。拙い経験ですが、時計のプロもそうした扱いをしてる例を見たことが無いです。すべては前記の機構上の保護からと思います。もしもどうしても正転だけ?ならば、巻き上げでリュウズからぱっと手放さず、ちょっと戻して…かな…これも結局前述の話になる、コハゼその周りの機構への負担を軽くする意味です。 それから、手巻きの時計でしたら、1日一度のフルの巻き上げで充分と思います。1日のうち何度もリュウズ巻いても機械に無駄な作動をさせるだけですし、1日1回の巻き上げ程度なら、一般的な時計で時間の狂いもないでしょう(ゼンマイがほどける⇒作動する力(トルク)が落ちてという心配もありますが、一般的な時計のパワーリザーブ(作動許容時間)内であれば大丈夫) 長文・愚文になりすみません。ご検討の一手になれば幸いです。失礼しました m(__)m

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  • yuyuyunn
  • ベストアンサー率41% (20359/48650)
回答No.1

こんばんは ゼンマイを間違って切らないためにも その方がいいですし ゼンマイの巻きすぎるとゼンマイにも負担がかかりますので 遊びの部分を考えてもその方がいいですよ

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