歴史と禿頭、いわゆるハゲについての考察
歴史上のハゲ頭の人間についてです。
・ハゲ頭の人間は昔からいたか?
・その場合、ハゲをどう捉えていたか?
恥と捉えていたか? それとも巧妙に政策として隠していたか?
それとも良いものと捉えられていたか?
等の事について知りたいです。
現在、私の方で調べて分かっているものは、
・ローマ時代の神君カエサルは自らのハゲ頭を恥と考えており、凱旋式以外でも月桂冠を常時かぶってよい、という法律が出来た際、少しでも自らのハゲを隠せる事に喜んだ。
※但し、これは塩野七生氏の「ローマ人の物語」の中での叙述であり、事実かどうかは現在確認中です。
・同じくローマ時代の神君カエサルの凱旋時、お抱えの第十軍団より、「市民達よ、女房を隠せ! ハゲの女たらしのお通りだ! 」とパレード中に連呼。カエサル自身は、掛け声をかけるのは凱旋時には通例だとしても、その掛け声はあんまりだからやめてくれ、と言ったが聞き入られなかった。ここでポイントなのはハゲ、もしくは女たらしの呼称のいずれかに不快感を持っていた事が分かる。
※同上。
・Wikipediaのハゲの項目を見ると、江戸時代は丁髷の制度で上手く隠した、とされるが出典が不明。
余談ですが、事の発端は自分の頭の頭髪が少なくなって来た事によります。
話しは現在に戻り、ネット上ではハゲ頭となる原因がシャンプーである、という話しが多かったのですが、それではシャンプーが無かった時代にはハゲが無かったのだろうか、確か、カエサルは自らのハゲを恥ていたのではないか? それならシャンプーが原因ではないのでは? と。
歴史を通じてハゲの原因がシャンプーでない事を一部でも良いので証明したい、あるいは一部でも良いので何らかの原因を究明したいと思ったのが発端でした。
バカな質問だとは思いますが、私自身は大真面目です。
次いで、それを恥じているような文化や、あるいは前面に出すような文化は無かったか? ハゲ=恥というのは人類が誕生して以来の古今東西共通の普遍認識なのか、あるいは文化によって醸成された刷り込みなのか? という事も知識欲求の対象となってきました。
どなたか、歴史上の「ハゲ」において、昔の人間がどのように思っていたか、考えていたか、感じていたのかをご存知の方がいらっしゃいましたらご教授頂きたく宜しくお願い致します。