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金銭的価値は世の認める基準と比例 芸術の価値は・・
- お金とは物々交換の時代からより利便性を追求した経済発展の最大のツールだと思っています。
- イチローさんのような人は誰にも真似ができなく、世界に認められ活躍して何億と稼いでいることや、希少価値の高いダイヤモンドは高く、綺麗で人に認められています。
- 一般の方が見て理解できない絵などはなぜ何億という金額なのでしょうか。
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確かに芸術の世界は不思議な世界で、「解る人には解る、解らない人には解らない」という世界です。 ひとつだけ言えることは、希少価値、創造という表現活動へのインパクト、を認められているということです。 希少価値は、版画であってもオリジナルの1点物という点ですね。 創造という表現活動へのインパクトとは、それまで誰も表現していなかった物、時代の最先端ということ、それまでなかった芸術思想の具現化、ということです。 現在では陳腐に見える物でも、その当時は衝撃的で後の創造活動に影響を与えたということですね。 その価値が何億、というのは別の問題で、流通業界でそう決めた、というだけの話です。 欲しいと思う人がどれだけの値をつけるか、ですから。 絶対的な価値基準があれば明確なのでしょうが。
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あんな絵は誰でも描ける、とは思いません。 ただ色を塗るだけなら技術が無くてもできますから、そういう意味では誰でも描けますが、最初にそれをやって「作品です」「アートです」と言ってしまうところは誰もが出来ることではなかったでしょう。 今なら誰でもできますけど。 ※西洋絵画に限って言えば、長い間、宗教画(キリスト教美術)ばかりでした。そこから単なる一色や二色に塗ったカンバスを「ゲージュツです」と言うまで行くのは、それなりに人が思考を重ねた精神活動というのがあったと思います。枠組みを取り外すとか、社会の枠組みを抜けるとか。 「哲学なんてムダじゃん」というのと同じかもしれないですね。 でも、募金や寄付に使ったら・・・・・というのは私も思います。 人はパンだけで生きるものではないけれど、パンがまず大事ですよねえ。 金銭的な価値については、絵画に限らず、業界(専門家)が付けていると思います。世間一般ではなくて。 逆に、一般人が好んでも、専門家には評価が高くないものも珍しくないですよね。 芸術的な評価は、商業的価値とイコールではないと思います。 有名な話ですが、ピカソの「アビニョンの娘たち」とか、印象派の絵画は、登場した時には散々な評価でした。一般人の感想はどうだったか知らないのですが、専門家からはこき下ろされました。 今は凄い値段でしょうけどね~。 というわけで、時代によっても評価が変わります。
お礼
>金銭的な価値については、絵画に限らず、業界(専門家)が付けていると思います。世間一般ではなくて。逆に、一般人が好んでも、専門家には評価が高くないものも珍しくないですよね。 確かにそうですね。お金というものに私は期待しすぎていたようです。 絶対的な価値基準を生み出すツールではなく、あくまで対価として買い手売り手の間でのツールにすぎないということなんですね。専門家どうしで決めたとしても一般人にはわからないものなどたくさん確かにあります。非常に勉強になりました。ありがとうございました。
お礼
>欲しいと思う人がどれだけの値をつけるか、ですから。 答えが導き出されました。お金というものに私は期待しすぎていたようです。 そうですよね。どんな金額をつけようが、どんな金額で買おうかというものは個人のその時の価値であって、決して絶対的なものではないということなんですね。 非常に勉強になりました。ありがとうございました。