他の方へのお礼で気にかかりました。
>自分の苦手を克服するということですね。頑張ります。
という言葉です。
どうぞ、頑張りすぎないで下さい。
自閉スペクトラム(アスペルガー)傾向を持つ方では不器用なほどに真面目な方が多く見受けられます。
また白黒をはっきりさせるような思考を取りやすく、グレーが気持ち悪いというか苦手かもしれません。
苦手の克服・頑張らなければいけない
という意識にとらわれすぎると、二次的な障害としてうつ病になったり、睡眠障害が出たり、摂食障害がでたり、社会不安が出てしまったり、という状況になってしまうことがあります。
まあ、いいか。そんなこともあるよね。と受け流すことも大切です。
完璧な人などいない、という達観も大切です。
苦手なことを頑張りすぎるよりも、苦手なことも多いけれど得意なことが素晴らしいを意識してみましょう。 できることを伸ばすこと、自分自身に自信を持つことを大切になさって下さい。
それから、独特の価値観、感覚等が、典型発達の方々(いわゆる普通の人)とは少し異なっていることも多いので、暗黙の了解が苦手という側面があるのは事実です。
この意味で、短時間に周囲の方と友人になるのは困難な傾向は確かにあるかもしれません。
でも、黙っていてはわからないのなら、言葉に出して確認をしながら相互に理解を深めてゆくという方法があるのです。
自分の持つ価値観が、多くの方々とは少し違うのかもしれない、という気づきを持って接するだけで解決する事柄も多いものです。
なあんだ、努力の不足ではなく、生まれついた「少数派」だったから「多数派」に合わせてできている社会習慣の中で過ごすのに苦労が多いのだなあ、と受け止めるぐらいでちょうど良いと思います。
少数派のみが多数派に全面的に合わせるのって、少し変ですよね?
だから頑張りすぎないで良いのです。
あ、今は少数派の物の見方をしてしまったな、では、どうやって多数派の人と折り合って行こうかな?と、工夫をしてみて下さい。
自分が譲れない部分は、周囲の方に理解をお願いして、周囲の方に少しだけ譲って頂く事があっても良いのですから。(事と場合によりけりですけれど。)
繰り返します。
頑張りすぎないで下さい。
あるがままの自分の存在を否定しないで下さい。
少数派であること自体は決して悪くありません。
あるがままで、自分の得意な面を伸ばして社会に活かすことができると、きっと楽になると思います。
どうぞ、できるだけ肩の力を抜いて下さいね。
きっと、頑張りすぎるほどに頑張っていらしたと思いますから。
お礼
komo7220様、 今、このご回答を読んで、涙が出てきてしまいました。そうなんです。頑張りすぎるほど頑張ってきました。それで二次障害で躁うつ病になってしまいました。ありがとうございます。なんだか心が軽くなったような気がします。(涙がとまりません。本当にありがとうございました。 )