軍艦と排水量について
いろんな国の海軍の艦船について調べてまいす。
第二次大戦以降の軍艦の歴史を見ると、どの国の海軍も、なるべく小さな体(艦体)に、できるだけ多くの装備を乗せようと設計を工夫しているようです。
「艦体が小さくて○○を装備できない」とかそういう記事を良く目にします。
そこで質問なのですが、どうして軍艦の大型化はなかなか進まないのでしょうか?
戦闘機とか戦車なら少しでもダウンサイズしたり軽量化することが重要なのはよくわかります。
でも、もともとドデカイ戦闘艦の排水量が数十トン上下したからって、そんなに違いがあるのでしょうか。
小さいことのメリットは「発見されにくい」「速度が速い」「小回りが利く」などです。もちろんこれらも重要ですし、否定はしません。
でも、それよりもむしろ船にとっては、内容積を大きくすることでスペースに余裕が出来たりする恩恵の方が何十倍も大きいと思うのです。
浮力が増えて沈みにくいし、防御力は高くなるし、居住性は高まるし、改修も簡単だし、燃料は増えるし、設計の自由度も高いし。
しかし、現実には、「○○を搭載するために排水量が数十トン増えた」とか「新しい艦は以前より100トン大きい」とか、そんな記事ばっかりです。
一気に1,000トンくらい増やせばいいのに、と思うのですが、歴史を見ると数十トンずつジリジリと大きくなっているようです。
少しずつ大きくなる方向に進歩しているということは、大型化が悪いことではないんだと思います。でも一気に大きくはならないで、渋々ながら排水量を増やしているような感じです。
すなわち、排水量を増やさない合理的な理由があるはず…
なのですが、その理由がわかりません。軍艦の設計に詳しい方、どうぞお願いします。
お礼
回答ありがとうございました。 そういった物のコレクターって、あまりいないんですね。 オークションなどの知識や経験がまったく無いので不安ですが、 チャレンジしてみようと思います。