• ベストアンサー

富士山登山に行ったことのある方に質問。

富士山登山に行ったことのある方に質問。 少ない日数予定で富士山に登るには、どんな計画が良いでしょうか? また、行った方のご意見や、注意する事、思い出などもお願いします。。。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • go3776
  • ベストアンサー率35% (229/643)
回答No.3

こんばんは     私は今までに5回富士山に登っていますが、富士吉田ルート2回、須走ルート1回、御殿場ルート2回です。まだ、5回ごときは初心者の域かもしれませんが、3ルートそれぞれの特徴はよくわかりました。  富士山までのアクセスもいくつかあり、公共機関利用なら断然富士吉田ルートです。便数も多く、新宿から5合目までの直通バスもあります。ここから山小屋数もダントツに多い富士吉田ルートは初心者おすすめですが、週末はとにかく混みます。日の出直前の9合目は場合によっては前の人が動かないと自分の足の上げ場もないような状態ですので、最初にやって懲りました。それでもさらにもう一度は登ってみました。  ただ、富士吉田口はアクセス、設備などの充実している点で、初心者向きですので、昼間ゆっくり登って、1泊するのが安全だと思います。  次に須走ルートです。バスの本数はぐっと少なくなり、山小屋の数も少ないのですが、スタートから6合目までは林間コースで、昼間快晴でも比較的しのぎやすいコースです。途中から富士吉田ルートに合流して、最後は時間帯により同じような混雑に見舞われます。下りは砂走を楽しめますので、それはそれで楽しいと思います。  御殿場口は現在7合目まで山小屋がありません。御殿場口新5合目は標高が他のルートより1000メートルほど低く(それなのに5合目なんです)、最長ルートです。ただ、駐車場が広く、マイカー規制がないのでマイカーで行く人にはお勧めです。ひたすら長いルートを7合目までで約5時間、そこから頂上までさらに4時間ほど。つまり、7合目までの水分、食料などもすべて自分で担ぐ必要はあります。7合目以上には山小屋がありますので、そこで宿泊もできます。下りは2合分一挙に大砂走があり、これぞダウンヒル、ほとんどスキーのように降りられます。下山はトータル3時間ぐらいで降りられます。  さて、ご質問の少ない日数ですが、ご来光を見ないのであれば、最短ルートの富士宮口早朝スタートの1日日帰りコースでしょう。ただ高山病の危険は大です。私は、途中6合目までは宝永火口のトレッキングで上がったことがありますが、上り下り同じ岩場のルートで、脚力も必要です。  どうしてもご来光をということであれば、皆さんは仮眠一泊、早朝登山のご来光コースです。  私は3つのコースでいずれにしても2日は必要と感じましたので、最終的にマイカーで出かけ、御殿場口朝8時出発、夕方5時頂上着、頂上1泊で、翌早朝4時半ごろご来光、お鉢めぐり(火口一周)、下山が午前中10時ごろ御殿場口着、それから温泉入浴で帰宅という日程を2回やりました。これが一番安全確実なルートと、自分では気に入ってます。これからもたぶんこの方法で上ると思います。去年は快晴に恵まれ、スタートからずっと頂上が見え、ひたすら上を目指して上がる達成感を味わえました。  他の3つのルートはすべて2500メートル前後まで車で上がり、そこからスタートなので、一見楽に思えますが、時間に余裕のない方が5合目でからだを慣らさずにすぐにスタートすると8合目あたり、標高3000メートルを超えるころに頭痛、吐き気といういわゆる高山病になります。また、睡眠不足、水分の摂取不足なども高山病に拍車をかけるので、要注意です。5合目に着いてから1時間程度体を気圧の変化に慣らしてからのスタートをお勧めします。   結論は、どのコースでもなるべくゆっくり上り、途中あるいは頂上で1泊し体力を回復させつつ下山する、1泊2日が基本です。富士吉田口は8合目以上であればどこでもご来光も見れますので゛、何が何でも頂上へ行かなくても、途中で一泊して朝ご来光を見てから頂上をめざし、火口をゆっくり1時間で一周して降りてくれば無理はないと思います。   あとは、やはり登山なので装備はすべて必要です。特に雨具は防寒のウインドブレーカーとしても必須アイテムです。私はストックを2本持っていきますが、下りの砂地で大いに役立ちます。頂上は夜間気温が0度程度まで下がります。重い水分は必要最小限に抑え、値段が高くても山小屋で購入と割り切り、(350mlのペットボトルが500円前後)リュックの中身は入る限りの衣類を詰め込む、そんなことも何回かの富士登山で覚えました。また、晴天時には砂ぼこりもひどいので、大げさですがスキー用のゴーグルやマスク、そしてマスクや日焼け除けなど多用途に使えるバンダナ、日焼け止めクリームもあると便利です。   また、日程優先ではなく、最優先は天候です。週末でも何回か候補の予定日を作り、天気で出発を決めることがより良い富士登山につながると思います。気象庁ホームページの気象概況、気圧配置なども参照し無理のない計画を立てることが登山のスタートと思います。   長い道のりは、毎回途中でなぜこんなことをやっているのだろうと思うこともしばしばで、辛いのですが、頂上から見た夜の天の川や、富士吉田の夜景、朝日のブロッケン現象、影富士、などなど、実体験でしか味わうことのできない貴重な時間を過ごすことができました。今年は膝のけがで登れるか否か、体調と、天気予報と、毎日思案中ですが、富士山は逃げませんので、これからも挑み続けたいと思っています。   ぜひ、頂上からの雄大な景色が見れますように、お気をつけて行ってらっしゃい。

その他の回答 (2)

  • matyu1003
  • ベストアンサー率42% (257/598)
回答No.2

私はカモシカ(今は弾丸って言うらしいですね)しちゃいますが、一般的にはスバルラインマイカー規制対応の富士北麓駐車場に車を置き、05:30の始発のバスに乗ってスバルライン五合目へ。五合目で準備体操とかをして7時に歩き始め、標準コースタイムなら登り6時間下り3時間なので16時に降りてこられる、という以外に少ない日程での計画はないと思います。富士宮口は標準コースタームは短いので楽そうですが、登り/下りが同じルートになるので、行き違いなどに予想外に時間を取られることがあるので、あんまりオススメしません。あと、人が多くなる土日・盆は外したほうがよいでしょうね。 質問者さんの登山経験とかあるいは日常のトレーニング度合いかがわかりませんが、標準コースタイムで歩けるかどうかがカギになりますね。大幅に遅れると日が暮れるので、ヘッドランプはお忘れなく。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.1

登山経験があまりなく、初めて登られるなら、午前中(のなるべく早い時間に)に5合目を出発して、8合目あたりの山小屋に泊まり、翌早朝暗いうちに出発して1~2時間で頂上に着き、ご来光を拝んでから下山というのが標準的でしょう。 所要時間の見込みは、パーティの(単独ではないですよね、初めての初心者が単独で登られるのはやめた方がいいです)一番足の弱い人に合わせましょう。 3000mを過ぎると気温が下がりますから、ウールのセーターかフリースと防水のウインドブレーカーを持参した方がいいです。 ヘッドライトは必需品です。 靴はなるべくしっかりしたものをお履きになる方がいいです。出来れば踵まであるトレッキングシューズを。スニーカーなどで登られている人を見受けますが、滑って歩きづらく、体力を消耗します。風雨が強いときは危険です。 少ない日数とおっしゃいますが、よほど体力のある方以外は、今流行の日帰り弾丸登山はおやめになった方がいいです。