>今日初めて測ったら36.9度で、基礎体温の高温期の平均がそれくらいだと知り、ドキドキしてます。
ちゃんと、婦人体温計で測っていますか?
基礎体温を測るには、100/1度の精度まで測れる専用の婦人体温計が必要です。
10,000円以上するデジタルの高い物もありますが、1,000円以下の安い物まであります。
基礎体温を測る上では、1,000円以下でも十分に測定する事ができます。
測り方にもコツが必要です。
毎朝ほぼ同じ時間に測るのが理想的ですが、起床時間がまちまちな場合は、とにかくその朝一番初めに目が覚めたときに身体を起こす前にすぐ測るのがポイントです。
そのためには就寝前、枕元に体温計を置いておきましょう。
身体を動かしてしまうと、体温が上がってしまい正しい体温が測れません。
また、夜更かしをしたり、睡眠時間が極端に短かったりする場合も正確な体温になりませんので、そんな日の体温は参考程度に記録しておきます。
体温を測る場所は、わきの下ではなく舌下で測ります。
外気の温度の影響を受けないよう、口はしっかり閉じて測りましょう。冬の寒い朝だけでも正しく測れません。
>この場合もう一度検査薬を試したほうがいいでしょうか。
それで気が済むのなら測った方が良いでしょう。
妊娠していれば、時間が経つほど、明かな陽性反応を示します。
いつまでもハッキリ表示できなければ妊娠していないと解釈して良いです。
>女のくせに排卵期などについて無知過ぎてわかりません。
月経が始まった日から、次の月経が始まる前日までの間に、
1、卵胞期(らんほうき 基礎体温が低くなるので低温期とも言います。)
2、排卵期(はいらんき 基礎体温は低いままで、高温になる直前までの約4日間です。)
3、黄体期(おうたいき 基礎体温が黄体ホルモンの副作用で高くなるので高温期とも言います。)
と順番にあります。
卵胞期は、簡単に言ってしまうと卵子を育てる期間です。
女性は生まれながらに、卵子の元となる原始卵胞を約400万個も左右の卵巣の中に持って産まれて来ます。
それらはとても小さく、思春期になる頃までに吸収合併?を繰り返し、約30万個にまで数を減らします。
月経が始まる2日前になると、脳から「次の卵胞を育てなさい命令ホルモン」が分泌を始めます。
そのホルモンを卵巣が検知し、卵巣の中の原始卵胞の中から約20個ほどが、一つの卵胞(卵子)になる為に吸収合併し急成長をします。
そうなると他の卵子は成長を休止してしまいます。
この成長する期間が女性によってまちまちな為に、月経周期はこの期間の長さで決定します。
排卵期は、排卵を促す期間と排卵する期間になります。
ある程度まで卵胞が成長すると脳から「排卵しなさい命令ホルモン」が分泌されます。
この命令ホルモンが分泌されると、人間は24時間~36時間以内に排卵が起きるのです。
同時に「排卵しなさい命令ホルモン」の作用により、子宮の入り口(子宮頚管:しきゅうけいかんと言います)も開き、入り口から分泌される粘液もサラサラに変化し大量に分泌をします。
この粘液に吸い込まれるように膣内に射精された精子は、子宮内に侵入する事ができます。
特性も精子に優しい弱アルカリ性に変化します。
黄体期は、精子と卵子が受精した受精卵を子宮の中に着床させるために、子宮の内膜を厚くする期間(子宮の中をフカフカのベッドにする期間)です。
排卵した後の卵胞は無駄になるわけではなく、黄体に変化をし黄体ホルモンを分泌します。
卵胞は大体2cmぐらいまで成長すると排卵をしますが、この2cm大きさが黄体ホルモン量と比例しているので、黄体期間は14日間(正確には12日~16日間とバラツキがあります。)と、全ての女性で共通なのです。
妊娠できなければ月経が起こり、また、卵胞期からの繰り返しになります。
妊娠すれば、副腎などから黄体ホルモンが出続けるので、高温期が14日間以上継続する事になります。
月経周期は、卵胞期(まちまち)+排卵期(約4日間)+黄体期(約14日間)で決定します。