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CPU(Pen3)の換装について
- コンパックのデスクトップPCで、CPUをPEN3の866MHzから1GHzに換装したい。取り外し方や動作に問題はないか不安。
- PEN3の1GHzのCPUがあるが、866MHzのCPUに換装するだけで動作するか不明。換装にはどのような手続きが必要か教えてほしい。
- 無知なので、コンパックのデスクトップPCにある866MHzのCPUを1GHzのCPUに換装したいが、どのような手順で行えばよいか分からない。取り外し方や注意点について教えてほしい。
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Pen3の866MHzのFSBは133MHz。 http://support.intel.com/jp/support/processors/spec/pentiumiii/bus.htm 1GHzは数種ありますので、注意が必要です。 単なる1GHzはFC-PGA370ではなくて、S.E.C.C.2のみですので、お持ちの物はこれではないですよね。 http://support.intel.com/jp/support/processors/procid/ptype.htm#secc2 問題なのは、1AGHzなのか、1BGHzなのかです。 1AはTualatinコアですので、製造プロセスが異なります。 電気的特性が異なっていますので、差し替えただけでは動作しません。(破損の危険性もあります) http://support.intel.com/jp/support/processors/spec/pentiumiii/micron.htm 1BGHzならば、差し替え可能と思われますが100%の動作保証はありません。 消費電力が増えますので、発熱量も増します。 http://support.intel.com/jp/support/processors/spec/pentiumiii/watt.htm リテールパッケージに付属しているCPUクーラーは、866に付属している物より大型です。 スリム型筐体で、そのCPUクーラーを取り付ける事が可能かどうか。 また、筐体内が狭いので、放熱性は大丈夫か。 消費電力が増すので、電源容量のチェックも必要。 一般的に、メーカー製PCは内部機器の換装を前提として設計されていないので、電源容量も標準状態(無改造)で大丈夫な位の供給能力しか持っていない。(余裕無し) BIOSが対応していない場合もあり、対応していない場合は正しく認識出来ない。 等々、いろいろ問題がありますし、866→1Gではあまり体感的には変わりません。(ベンチ上の向上はありますが) 手持ちのCPUが1AGHzであれば、取り付けには下駄が必要。 http://www.lontec.co.jp/PL-pro/370t_rev2.html 取り付けても、100%の動作保証はありません。 スリム型筐体で、下駄を介しての取り付けが可能な程の内部スペースの余裕があるかどうか… >また、CPUの取り外し方もわかりません。 >無理にやろうとすると下手したら破損しそうでこわくてできません。なにか工具とか必要なのでしょうか? 工具は必要ありません。 CPUクーラーを外し、レバーを上げてCPUを取り外せばOK。(以下は取り付け法ですが、取り外しは逆の手順でOK) http://www.dospara.co.jp/support/manual/manual_2.html http://www.pcfree.jp/customize/Assemble/cpu/celeron1.2/page.htm 自信が持てないのなら、試みない事をおすすめします。 866→1Gでは、あまりパフォーマンスの向上は期待出来ないのですから。
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- Mitz
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>COMPAQのPCをいろいろ調べたところ同モデルに1GHzのバージョンが存在することが分かりました なるほど、同時に発売された上位機種に1GHz採用品がありましたか。 そうであれば、換装OKの可能性はグッと上がります。 どのメーカーも行っている事ですが、1シリーズ(VALUE STAR 「C」とか)でも多数のグレードを同時発売しますよね。 同じ筐体を使用していますが、上位機種はCPUがより高速であったり、HDD容量が多かったり、光学ドライブの書き込み速度が速い、対応メディアが多い等、機能を拡充させています。 で、中を開けて見ると、M/B、電源、メモリとかの基本的な部分は全グレード同じ物を使っていたりします。 基本となる部分は皆同じの場合が多いですので、そう言った場合は「換装するだけでOK」となります。 BIOSも全グレードで共通だったりする場合が多い。 「同時発売の同系型に1GHz搭載品がある」と分かれば、「うまく行く確率が80%以上くらいまで上がった」と考えても良いですね。 >これなら、マシン内のエアーフローの問題もそれほどは問題とはならないような気がします 多分、大丈夫だと思います。 しかし、上位機種は、ケースの排熱ファンにより高回転の物を使っている場合もあります。 実際に換装してみて、熱くなりすぎるようでしたらケースファンの交換も検討してください。 >最初は使えていても、長年使ってるとPCが動かなくなったり、最悪M/Bまで逝ってしまったりというようなことはないのでしょうか? この辺の事は、全く予想出来ません。 上位機種に1GHz搭載品があるにしても、換装は全くの自己責任。 多分、電源、M/Bも同じ物を使っていると思われるので、なんら心配要らないとは思います。 が、保証は一切出来ません。 電源、M/Bが上位機種と同じ仕様でなかった場合は、負荷が掛かってしまいますので寿命にも影響して来ます。(故障の原因になる) >一般的に、不具合が出るとしたらどんな不具合がでるのでしょうか? CPU発熱が増えますので、冷却が十分に出来ない場合は熱暴走の危険性が高まる。 電源部も同様に発熱が増し、故障の確率が高まる。 電源容量不足が原因で各部位に安定した電力を供給出来ないので、突然Winが落ちる、PCが正常に立ち上がらない等の不安定動作を起こす。 簡単に言うのなら、要するに「不安定になる」、「故障の確率が高まる」って所になります。
お礼
Mitz様、お礼申し上げるのが遅くなりすみませんでした。 いろいろと詳しくわかりやすく回答いただき大変感謝しております。 疑問に思っていたことがすべて明確に理解することができました。またなにかありましたら、よろしくお願いします。 本当にありがとうございました。
- Mitz
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誤記訂正… >もちろん保証は出来ませんが、1BGHzと866GHzは基本的スペックは同じですし、逆にクロックダウンさせるのであれば発熱量も減りますし、供給する必要がある電力も少なくてすみます。(製造プロセス、FSB、キャッシュ容量等、主要な部分は共通) 866「GHz」なんてある訳がない。(あるなら欲しい) 正… もちろん保証は出来ませんが、1BGHzと866MHzは基本的スペックは同じですし、逆にクロックダウンさせるのであれば発熱量も減りますし、供給する必要がある電力も少なくてすみます。(製造プロセス、FSB、キャッシュ容量等、主要な部分は共通)
- Mitz
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>発熱量の心配があるようですが、1GHzのCPUに付いていたクーラーもいっしょにあるので、クーラーごと取り換えてしまえば、基本的にOKということでしょうか?スペース的にはなんとか付きそうです。 スペース的にはOKですか? とりあえず、CPUクーラーはそのCPUの発熱量から、「この位の冷却性能を持っていればOK」との設計で作られますので、付属クーラーを取り付けられればOKです。 しかし、ケースの環境は様々ですよね。 ケース内のエアフローも問題になります。 DELLのマシンもスリム型のようですが、もともと1GHzが付いていたPCであれば、ケースも1GHzを内蔵させても大丈夫なように設計されています。 しかし、コンパックのマシンは、1GHzを取り付けての検証は一切行われていない筈。 ケース内の空気循環、通風性が悪い場合は、熱がこもってしまいますので、ケース自体を改善するか、より強力な冷却性能を持ったCPUクーラーの取り付けが必要になります。 使用されているM/Bも汎用の一般市販品ではありませんので、CPUへの電源供給部が安定して1GHzを動作させる事が可能な電力供給能力を持っているか、と言った事も考慮すべき問題になります。 自作用ですとCPU選択はユーザーの任意ですので、幅広いCPUに対応出来るように、余裕を持った設計になっています。 ***MHz~****MHzまでOKとか仕様表で公開されていますし、当然それに対応したBIOSも公開されています。 メーカー製PCは標準状態での検証しか行っていないので、仕様表を見て「このチップセットは****MHzまで対応しているから、****MHzまで行ける筈」とかと言った事は通用しない場合があります。 >逆の質問になってしまいますが、DELLの1GHzのPCに866MHzのCPUを乗せ換えて使う場合は特に問題ないのでしょうか? これは行けるんじゃないでしょうか。 もちろん保証は出来ませんが、1BGHzと866GHzは基本的スペックは同じですし、逆にクロックダウンさせるのであれば発熱量も減りますし、供給する必要がある電力も少なくてすみます。(製造プロセス、FSB、キャッシュ容量等、主要な部分は共通) BIOSもおそらく866を認識出来るでしょうし。 (Pen3 1GHzリリース時には当然866MHzも存在した。 しかし、866MHzリリース時には、1GHzは存在しなかった。 その為、866内蔵のマシンのBIOSは1GHzの存在を認識出来ない可能性がある) メーカー製PCのCPU換装は完全に自己責任なのです。 私としても、大丈夫「かも」と言ったレベルの判断しか出来ません。 >あえて危険を冒すことなく今のままの方がいいのかな? 私としては、「今のまま使った方が良いのでは?」と思います。
お礼
Mitz様お世話になります。 COMPAQのPCをいろいろ調べたところ同モデルに1GHzのバージョンが存在することがわかりました。(当然といえば当然なのでしょうが・・・) チップセットもIntel815Eで共通でした。 これなら、マシン内のエアーフローの問題もそれほどは問題とはならないような気がします。(素人考えですが・・・) よって、いちかばちか換装してみてすんなり動きそうだったら、様子を見ながらしばらく使ってみたいと思います。 最初は使えていても、長年使ってるとPCが動かなくなったり、最悪M/Bまで逝ってしまったりというようなことはないのでしょうか? 一般的に、不具合が出るとしたらどんな不具合がでるのでしょうか? 素人な質問ばかりですみません。 どうぞ、よろしくお願いします。
- Mitz
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そうそう、河童か鱈かは、CPUのマーキングを見なくても一目で判別出来ますね。 コアむき出しなら河童。(FC-PGA) ヒートスプレッダで覆われていれば鱈です。(FC-PGA2)
お礼
河童とか鱈とかよくわからなかったのですが、Mitzさんの回答でよく違いがわかりました。 所有のものは、両方とも河童でした。 ありがとうございました。
お礼
Mitzさん、お世話になります。 この短時間の間に、これだけの詳しい回答をいただき、ただただ驚いています。そして感謝しております。 一応、確認したところ手持ちのCPUは1BGHzでした。 発熱量の心配があるようですが、1GHzのCPUに付いていたクーラーもいっしょにあるので、クーラーごと 取り換えてしまえば、基本的にOKということでしょうか?スペース的にはなんとか付きそうです。 もともと、1GHzのCPUは、DELLのスリム型デスクトップPCについているもので、それを取り外して使おうと思ってます。 その訳はというと、DELLのPCはドライブがスリム型なのに対して、コンパックのPCはドライブが5インチベイです。5インチベイの方がいろんなドライブがあって安く買えるので、DVD書き込みができるドライブに乗せ換えて、コンパックのPCをメインに使おうと思ってます。 要するに、最終的にはコンパックの866MHzのCPUとDELLの1GBHzのCPUを入れ替えて使えればベストの状態です。 逆の質問になってしまいますが、DELLの1GHzのPCに866MHzのCPUを乗せ換えて使う場合は特に問題ないのでしょうか? また、あまりパフォーマンス的に差がないようなら、あえて危険を冒すことなく今のままの方がいいのかな??? 質問ばかりですみません。 また、よろしくお願いいたします。