24bitは、16677216という色数を扱うことができます。
それに対して、256色は、文字通り、同時に扱える色は256色しかありません。
ただし、1980年前後には使われていたパレットという概念を使えば
256の規定色ではなく、選び出した256色を同時に使えるようになります。
PC-9801では4096色中16色でしたし
26万色中256色とか、1677万色中256色なんて仕様のものもありました。
よく言われるVGAだって、本来は1677万色中256色が上限で
24bitカラーは、SVGAならではのものだったのです。
インターネットの初期には、GIF形式が広く使われていて
自然画(写真)にはJpeg、イラストにはGIFという使い分けが指南されていましたが
GIFは、1677色中256色しか使えない形式でした。
今は、不可逆圧縮のJpegを忌避し、一時期のGIFのLZW特許問題などもあって
PNG形式を支持する声も高まりました。
PNGでは可逆圧縮で24bitカラーが使え、またアルファチャネルにも対応しています。
BMP形式も、1677色中256色となっていますが、標準のPaintでは
24bitの画像を、256色で保存すると、色調が良くないという話もありました。
現行のものではどうなっているのか知りませんが
256色のGIFに変換してから、再度BMPにするという裏ワザがあったようです。
補足
256色ってRGB全部あわせて256色なのですか てっきりRGBそれぞれ256階調あるのかと思いました。 ありがとうございます。