「脱毛クリームを使うと毛がますます濃くなる」
脱毛ワックスならば濃くなります。
脱毛ワックスは主に密ロウとロジンを主成分とし、塗り拡げて乾いたところで一気に引き剥がし、ムダ毛を引き抜く方法です。
毛を引き抜いていると1本1本の毛が濃く根深くなります。
引き抜くといっても、毛包下部の半分くらいが組織破壊されるだけで、残りの部分はよりたくましく再生するためです。
脱毛クリームでは濃くなりません。
現在の脱毛クリームの主成分はチオグリコール酸です。
これはコールドパーマ液と同じで、毛のタンパク構造に働きかけ、ケラチン結合を切り離します。
つまり、分解するということですね。
ただし、強アルカリ性ですので、肌を傷めることになります。
毛を薄くする。(ブリーチ)
脱色によって目立たなくさせます。
オキシフルの漂白作用を利用します。
一度では効果がありませんので複数回ということになりますが、肌荒れの原因となります。
シェービング
最もポピュラーです。
「毛が濃くなる、太くなる」といわれていますが、そのようなことはありません。
本来毛は先端に行くほど細くなっていますが、皮膚の表面に近いところでカットすると、太いまま成長するので、濃くなる、太くなる、といわれるのです。
また、理解していただきたいのは、全ての毛にはヘアサイクルという周期があることです。ムダ毛も例外ではありません。
休止期・・・毛穴の奥の発毛組織は活動していません。
成長期・・・発毛組織が活動を始め発毛が始まり、皮膚の先まで成長を続けます。
退行期・・・毛の成長が止まり、毛根部の結合が弱まり、自然に抜け落ち休止期に入ります。
つまり、今目にしている毛が全てではないということです。
このサイクルを止めてしまうには、発毛組織の完全破壊しかありません。
完全破壊であれば二度と毛は生えてきません。
これが「永久脱毛」です。
で、「永久脱毛」は望まない、自己処理が面倒、というのであれば、「レーザー脱毛」です。
「レーザー脱毛」の原理は毛の中にあるメラニン色素をターゲットとしてレーザーを照射することでムダ毛を焼却する、というものです。
この焼却熱で発毛組織が完全に破壊できれば「永久脱毛」ということになりますが、照射パワーを下げて、発毛組織と毛の毛根部の結合を弱める、というレベルが、現在のサロンの方式です。
照射レベルが弱いため、肌の中のメラニンにも反応しにくく、肌を傷めるリスクも低くなっています。
先のヘアサイクルの関係で、複数回の施術は必要ですが、施術自体はいたって簡単ですね。
ご検討ください。
お礼
そうなんですか! 回答有難うございました。