文書印刷やコストパフォーマンス優先の低価格モデルは
4色(黒、マゼンダ、シアン、黄)
写真画質優先モデルは6色
(黒、シアン、マゼンダ、黄、ライトシアン、ライトマゼンダ)
が主流ですね。
それ以外となるとG900(顔料)は
写真印刷時に使用する6色(黒、赤、青、マゼンダ、シアン、黄)と
光沢を出すための透明樹脂1つ、文書印刷用の黒の計8色が入ってますし、
キヤノンの990iは基本の6色に赤がプラスされて7色、
A3プリンタの9900iはさらに緑を加えた
8色インクが採用されています。
また、低価格モデルの560iは
カラー印刷用の3色(マゼンダ、シアン、黄)と
文書印刷専用の顔料の黒の4色構成で
写真印刷時には3色しか使いません。
その上の860iは写真印刷用の黒インクが増えた5色構成になってます。
基本的には色数が多ければ綺麗ですがそれだけでは決まりません。
イクを吐き出す際の大きさや解像度、
採用されている色やドライバーなど複雑に絡んで
高画質が実現されているので・・・
4色と6色のプリンターでは全然画質は違いますが
6色以上のプリンターでは画質の違いはほとんどありません。
例えばG900では写真をプリントする際には
色としては6色しか使いませんが
赤と青のインクがあるので南国の青空や
スイートピーといった原色に近い赤や青が非常に鮮やかに
クリアな発色をします。
それに対して基本の6色のプリンタは
青や赤を再現するのに色を混ぜなければいけないので
その分色が濁ってしまいます。
990iは7色9900iは8色とG900よりも
色数は多いですがこれに採用されている赤は
実際にはオレンジ色なので原色に近い赤や青の発色は
G900にはかないません。
逆に9900iはグリーンがあるので
他のプリンターよりも緑の色域は優れた発色ができます。
お礼
同じ色数でもその中身によって違ってくるんですね 詳しくありがとうございました。