(1) 人道的行為とそれに対するお礼
たしか、トルコ側がハッキリと「トルコ人民は日本人に対する感謝の気持ちを忘れていないので」というようなことを言っていたはずですから、原因と結果というか、先行行為とお礼行為という関係が成り立っているのは間違いはないと思いますよ。
(2) 最良
トルコ航空機は、日本人を乗せて出発したために、かなりの数のトルコ人がおきざりにされて、彼らは陸路自力で脱出しなければならなかったものの、誰もトルコ政府に苦情を申し立てなかったという話を、なにかの本で読みましたねぇ。こういう場合、まったくゼロのはずがないと思いますが、親日の大きな声にかき消されたということはありそうに思いました。
話は変わりますが大昔、テレビ草創期と言ったら大げさなのかな。「兼高かおる世界の旅」だったかなぁ、そんな名前の旅行番組が昔あったのだそうですよ。兼高かおるという女性が世界中を回って、その土地の見聞を紹介する番組です。
その、世界を股にかけて旅をした兼高さんが、「世界一の親日国はどこですか」と聞かれて、ちょっと考えて「トルコかなぁ」と返事をしたというのは知る人ゾ知る話です。都知事さんなら、その番組をリアルタイムで見ていても不思議はない年齢と思うので、あの発言はかなり残念でした。
また、国父ケマルアタチュルクは日本の明治維新を模範として革命を起こし、彼の机の上には明治天皇の写真が置かれていたという話も読んだことがあります。実際、彼の相談役を務めた日本人もいたはずですねえ。名前は忘れましたが。
またトルコには、「大昔、トルコの北方にいた民族のうち、魚好きが東へ行って日本人になり、肉好きが南下してトルコ人になった」という冗談もあるそうです。
日本人に対する親近感が言わせるジョークだろうし、自分たちは発展した日本人と同族で、ちょっと間違えば自分たちが日本人のように発展し世界から尊敬されていたんだと思いたい願望が言わせるジョークでもあるのだろう・・・ というのは、そのジョークを紹介した本に書いてあった話。
お礼
回答ありがとうございます。