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中国における日本のポピュラー音楽受容の原因?

今、中国における日本のポピュラー音楽の受容に関する論文を書いているんですが、なぜ中国においては、日本の音楽が受容したかを教えてほしいです。 いろいろ調べたんだが、皆さんの考えを教えたら助かります!!! 文化の面から分析したほうがいいでしょうか?

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回答No.2

  中国に持ち込まれる日本の文化やモノの多くは台湾や香港を経由しています 文革直後は政治的にそこしかルートがなかったためでしょうし その後は日本好きの香港人や台湾人が取り入れた様々な日本生まれのものを 内地の中国人は新しい、都会的、高級etcだと思って受け入れたのでしょう (単に儲かると思って受け入れただけ、という点が大なのかも知れませんが) 台湾人や香港人のクッションが入ることで中国人にも受け入れやすくなります 味千ラーメンや回転寿司なんかはまさにそれですね 日本の音楽の多くも、同じように香港人や台湾人によってアレンジされて 内地の中国人に受け入れられやすくなった結果、受け入れられたのでしょう 歌詞やコブシなど日本らしい特徴は香港台湾を経由した時点で薄められて 中国人に受け入れやすい内容に置き換えられてます そうやって作られた「日本の曲に中国語を乗せた曲」を中国人が受け入れた結果 間接的に日本の音楽が受け入れられているだけで 中国人が直接的に日本の音楽を受け入れているとは思えません 実際、どれだけの中国人が日本の音楽を意識的に受け入れているのでしょうか 浜崎歩など人気があったそうですが、どこで誰が聞いているの?という感じです 私は中国国内では日本料理屋以外に日本語の音楽を聞いたことはありません それこそ文革の最中のようにファンは家でこっそり聞いているのでしょうか 今後も日本の音楽がダイレクトに受け入れられることはないと思いますよ 中国語のカバー曲でさえも著作権などの問題を考えると 台湾や香港で著作権を守りながら間接的に中国に出していくという感じでしょう そもそもポピュラーミュージックは日本の音楽ではありません 日本人は欧米で生まれた音楽の多くをそのまま受け入れていますが 私はそれが欧米と日本において文化的に共通しているためだとは思いません 欧米人は畳の部屋に住みませんし、土下座もしなければ神社にも参りません 最近は中国でもラップミュージックを取り入れた音楽が流行っていますが それは中国文化とアメリカ文化が近いからでしょうか 中国人がミサに行ってアメフトを見てチリビーンズを食べますか 違うと思います

  • pluto1991
  • ベストアンサー率30% (2015/6674)
回答No.1

現在、中国において日本のポップスは「特別」な存在ではありません。 音楽配信サイトで見ても 大陸、香港台湾、日韓、西欧 というような大分類になっているでしょう。 香港は広東語のくくり、日韓は言葉はわからないけど顔が同じ、 という意味なのかな。 日韓を開けるとK-popのほうが多いでしょう。 つまり、現在の日本ポップスは亜細亜ポップスの1つにすぎないですね。 20年前は違います。ノリピーとか松田聖子の時代です。 この時代、日本は中国とは全く違う先進国でした。 30年前、中国にはポップスなど無く、日本から帰国したテレサテン(鄧麗君)は日本の名曲ばかりカバーして売れまくったんです。 日本でレコード大賞取るような、だれでも名曲と認めるメロディを自分の歌として順番に売ったら、そりゃあ、出す歌、出す歌、全部売れるわけですよね。 もちろん、そんなズルをしてるなんて情報、中国人は知る由もないです。 日本人だって、テレサテンが中国で歌姫とか呼ばれるような、そんな状況になってるなんて知らなかったんだから。 というわけで、しばらくして日本は「中国に行けば売れる」ということに気が付きました。20年前ぐらい。 中国から見て当時の日本は雲の上の存在、その中のアイドル、ノリピーなんて言ったら宇宙に輝く明星だったわけです。 めちゃくちゃ特別でしょう。 だから、ノリピーのことは今でもみんなが知っていて、麻薬で逮捕されたなんていうと日本よりも大きなニュースになるんです。 ところが、今となっては中国が経済大国となり、日本が雲の上の存在ではない、隣のライバルになってしまった。 中国でも、韓国でも、日本でも、 同じようにポップスが作られて、録音技術だって大差ないし、元々が西欧のパクリですから「日本でなければいけない」理由なんてどこにもなくなってしまったんです。 やはり日本は違う、っていう「差」がよーく見てる人じゃないとわからなくなってるんです。 今、日本が「雲の上」というほど差を見せつけてるのはオタク文化(Cool Japan笑)とAV産業ぐらいじゃないですか。カルチャー的な面で。 補足すると、大陸は香港、台湾の広東語の歌、つまり、何を歌ってるのかわからない歌を聞くことに慣れているから、それがハングルでも日語でもおなじこと。 っていう受容性があったんですね。 日本人はそういうのが苦手です。島国だから。