おはようございます alterd1953 様
妙な ものを 思い出して しまって、 他の ものが 全然 思い出せない
ので、とりあえず …
子供の 頃 毎冬 楽しみに していた 『ホワイト・クリスマス』 で
(この頃は めっきり やられなくなり …) 彼らを 誤解して 怒って
出ていってしまった 姉妹 シンガーの ショウを、 彼女らの 衣装を
身に つけて 行う シーンで、 真っ白い ふさふさの 羽の 扇を 顔の
前に 広げ掲げて 顔を 出したりする 合間に、 ビング・クロスビー
が 扇を 持つ 左手の 側に 並んで 立つ ダニー・ケイ の 腹 というか
鳩尾を 畳んだ 扇を 左脇に 下げる 時に ばんっ、と 叩いて、
ダニー・ケイ が 笑いながら うっ、 と顔を 顰める のを 向きを
変えつつ 機会が ある 度に ばしばし 叩いて、 つまり、 彼は こんな
ばかな ことを やりたく ない のに、 こいつの せいで … みたいな、
八つ 当たりを しまくる のが 面白くて、 何が 楽しみ と いって、
この 場面を 心待ちに して いた 自分に 今更 ながら 気づいた 次第 …
ローズマリー・クルーニー は とても 美しく、 声も 低く しっとりと
していて、 ドリス・デイ や ジュリー・アンドリュース 等 の きりりと
怖い 感じの 美人の 朗々たる 美声や、 ローレン・バコール 等 の
三白 眼に かすれ 声が やはり 怖い 美人 よりも、 優しく 辛抱強く
物憂わしげで、 子供 心にも とても 好ましく … ジョージ・クルーニー
は 甥 との こと でしたが、 確かに 笑い 方とか まろやかな 声、 等
似ている 処が … ヴェラ・アレン も 純真 可憐な 素晴らしい ダンサー
で、 二人 とも あまり 観る 機会が なく 残念 でした … 二人の ショウ
を 観た 後、 この 男 二人の パロディを 観る のが とても 楽しみで、
可笑しく … ストーリーも よく できて いて、 誤解が 解けた ローズマリー
の、 彼らへ の 怒りを 秘めた 物悲しげな 表情が、 ラジオか 何かで
流れる 温かな 真実に、 はっと 心を 打たれ、 … ホテルの オーナーの
元 大佐 ? の 車椅子の 背 ? 肩 ? に 添えられていた 手の 指先に
かすかに 力が 入り、 鳩尾へ と 押し当てられる … ? …
誤解していた 自分へ の 静かな 怒りと 悲しみへ と 移り変わる のも、
幾度も 傷ついてきた ことで、 疑っては 諦め、 想いを 心に 秘めては
常に 自分を 責める ような、 静かな 演技に 心 惹かれた もの でした …
哀しみの 色が 目の 中で 歓びの 水面に 一瞬 浮かび 出て、 また 新たな
悲しみに 沈んでいく というか …
あと、 ミラ・ジョヴォヴィッチ が お好きな かたが いらっしゃる ような ので、
彼女の とぼけた 演技に 吃驚して 大好きに なった、 『ダミー』 に ついて …
腹話術師 (この 人形を ダミー と いう のだ そう …) に なろうと する
エイドリアン・ブロディ 演ずる 内気な 青年の、 幼友達の 男の子っぽい、
パンク ロック ? シンガーが ミラで、 エイドリアンが 職安で 働く ヴェラ・
ファーミガ に 恋している のを、 応援する つもりで 目一杯 邪魔して しまう …
エイドリアンも ヴェラも リチャード・ハリス の 息子さん の ジャレッドも
皆 滅法 とぼけていて 可笑しい のですが、 更には、 エイドリアンの 姉さん
役の イリーナ・ダグラス と、 二人の 両親、 特に、 母親が 超 弩級の
よく いる 子供に ストレスを かけっ放しの 母親を 演じ切っていて、
可笑しくて 堪らない のに、 全然 それに 負けて いなくて、 一番 可笑しく
て とぼけていて、 可愛い … 妙な 格好を して 長々 歌っても くれます …
自分が 変なのに バンドを 仕切って 皆に 注意する 処 なんか 凄い …
マリリン とか チャップリン、 寅さん も そうですが、 とぼけた 演技をする
のが、 全く 自然に 見える 程、 高度な 知性と 心身の 鍛練と コントロール、
そして 無垢な 心を 併せ 持たれた かたと お見受けいたした ものです …
2002、 監督 グレッグ・プリティキン、 劇場 未公開、 DVD レンタル 有
お礼
>メソッド 演技法 なるほど。 これで演技がリアルになったんですね。 そういえば「ゴッド・ファーザー PartII」で リー・ストラスバーグが 「楽に小便出来れば金なんかいらんよ」って言ってたのよく思い出すんですが 病人の気持ちになってたんでしょうね(笑) 『モリエール 恋こそ喜劇』 ふたりとも声が巧かったですけど モリエールは動きも巧かったですね。 それだけ馬が身近なんでしょうね。 そういえば、以前、箒とちりとりで掃除をする時に 私が「ゴミの気持ちになって掃く」って言ったのを 嫁さんがえらく気に入ってました(笑) ではまた(笑)
補足
そろそろ締め切らせて頂きます。 プロットがしっかりしていないと映画は面白くないですが 細かな演技にリアリティが無いとやはり深く入り込めないように思いました。 皆様ご回答ありがとうございました。