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日本の伝統楽器に対する海外の評価
海外の日本の伝統楽器の評価ってどのような評価なのでしょうか。 海外(欧米)の伝統楽器といえばピアノやギターなどがあり、それらは日本でも演奏されていますが (ほかにもたくさんあるかもしれませんがあまり詳しくないもので・・・申し訳ございません) 逆に海外で三味線や琴を弾いているというのはあまり聞いたことがありません。 海外では日本の伝統楽器はどのような認識・イメージを持たれているのでしょうか? もしどなたか海外の情報に詳しい方いらっしゃいましたら教えていただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。
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尺八(山本邦山など)や津軽三味線(高橋竹山など)、諏訪太鼓や佐渡の鬼太鼓などは、海外のジャズフェスティバルなどで好評を博しました。これは、伝統的演奏と言うより、即興演奏的な面が評価されたのだと思います。現代雅楽などもそうですが、基本的にジャズと相性が良いと感じます。 最近だと津軽三味線の吉田兄弟が海外でのセールスを挙げているようですが、これもインプロビゼーションに対する評価の面が大きそうです。 同じ三味線でも常磐津の師匠が海外でヒットというのは無さそうですから、伝統的楽器を使っての現代的な演奏というのが海外で受けているのであって、伝統的楽曲が受け入れられているのでは無さそうです。
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- cherry77_
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ピアノは1800年代の最初の頃には日本に来ているし、アコギもエレキもだいぶ昔に日本に来ているから、ピアノもギターもヨーロッパの物って思って弾いている人はいないんじゃないかな。 サッカーをイングランドのスポーツって思いながらやってる人がいないように。 ピアノとギターをサッカーと例えたら、三味線や琴は相撲とか剣道くらいのものです。 ピアノ、ギターなんかはいわゆる現代楽器ですからね。 そりゃ日本国外にプレイヤーは少ないです。 古楽器ですので。 ですので三味線とか琴をギターとかピアノと同じ土俵に上げるのは違う気がします。 まあでもYoutubeなんかで琴の演奏の動画は外国の人にやたら評価されますけどね。 そんな動画観る外国人って日本大好きって人ばっかりなんだろうけど。笑 後は津軽三味線の吉田兄弟も海外で評価が高いです。 アジア、ヨーロッパ、アメリカとどこでも演奏を行なってますし、アメリカのWiiのCMのBGMは吉田兄弟だとか。 しかもレコーディングをアメリカでやるくらいですからね。 まあ日本の伝統楽器の知名度で言ったらそんなもんです。
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ご回答有り難うございます。 なるほど!スポーツに例えるとわかりやすいですね!! そして吉田兄弟、CMで使われるというのはなかなかすごい!
- phj
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海外では日本の伝統楽器はどのような認識・イメージを持たれているのでしょうか? イメージとしては、日本人が東南アジアの楽器に抱くイメージがもっとも近いと思います。 たとえばガムランを日本人が見たときのような、エキゾチックさ・旋律の不思議さ・伝統を感じさせるところ、のような感じです。 ガムラン音楽 http://www.youtube.com/watch?v=fSvWi5RiBhU ただし、音楽の専門家の評価にはまた違ったものがあります。たとえば雅楽は、古代東アジアで一般的だった楽器と音楽(特に宮廷音楽として)だったはずなのに、現代でも演奏してその時代の様子を伝えているのは、雅楽しかありません。これは貴重な文化遺産です。 琵琶も古い時代の演奏法や音楽そのものが日本にしか残っていないそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます! ガムランという楽器は初めて聞きましたがエキゾチックな感じがしますね!!外国人の方も雅楽を聞くとこのような印象を受けるのですか! また雅楽が日本にしか残っていないというのも興味深いです!!
- kirigirios
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海外事情に詳しくはないですが、日本の尺八に対して、魂を揺さぶる音色を奏でる楽器として魅了された外国人がいると聞いたことはあります。 ただし、率直に言って、三味線、琴、雅楽など日本の伝統音楽は、日本文化の他の分野、例えば絵画(浮世絵などど)、陶磁器、着物、料理、歌舞伎などと比べて、ほとんど知られていないんじゃないでしょうか。 日本人自身、音楽の授業で伝統楽器などほとんど扱わないくらいですから。
お礼
ご回答有り難うございます! たしかに音楽の授業で伝統楽器なんて聞いたことないですね・・・そもそも日本人自身もあまり伝統楽器を知らないから海外の方も知らないのかもしれませんね!!
- mekuriya
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海外では全く弾かれていないと思います。というのは三味線も琴も楽譜が日本独特の形式で外国人には読めないからです。一般的に楽譜は、ピアノでもギターでも同じで五線譜といわれる世界共通の形式で表現されています。ところが日本の三味線や琴などは、それぞれ楽器ごとに形式が違う。いくら琴をやっても、それで三味線の楽譜が読めるように成るわけではないのです。海外との関係で論じるなら日本の伝統楽器といった大きな枠組で論じれば、ほとんど海外には知られていないというしかないです。ただし伝統楽器とひとくくりに論じるのも乱暴な話で、また三味線や琴とひとくくりにするのも間違いです。実際はそれぞれ細かく流派があって、徒弟制度で伝統芸能を守るといった形ですが、細かく見れば流派によって活動方針は違うのです。興業として海外公演を成功させているグループもあるのですが、当然のように弾き手はとっておきの着物を着るわけです。やあやあ日本から珍しい芸人が来たぞと、そういう受け止め方でささやかに反響を呼んでいると。だからフジヤマ・ゲイシャといった伝統的日本のイメージを補強する印象を与えている訳です。楽器というより、日本の伝統芸能の道具というのが三味線や琴の位置づけです。 こんなところで。
お礼
ご回答ありがとうございます! なるほど世界(かつ楽器間でも)共通の形式があるというのがピアノやギターが世界中に普及している要因だったんですね!! 興業として成功させている方がいるのは心強いですね!!フジヤマ、ゲイシャイメージの飾りというのは少し寂しい気はしますが・・・
お礼
ご回答有り難うございます! 雅楽とジャズが相性がよいとは初耳でした!また海外で雅楽演奏者が評価されているというのは嬉しいですね!! 伝統的楽曲という部分でないのは残念ですが・・・