引越業で廃棄されるPCを見ることが多いのですが…
実は、私が見た範囲ではもっとも多いのがdynabookだったりします。
それだけ売れているということでもあるかもしれませんが
短期に買い換える人が多いという印象も強いのがdynabookです。
すでに、Core2DuoやCore i5のdynabookを捨てるという人を見ています。
「もったいないからください」とか良いますけどね(笑)
2,3年で買い換えるような人がdynabookを選んでいるのだとしたら…
10年使うつもりの人がdynabookを選んでいいのかなぁとは思います。
実際、店頭販売の売り上げはBCN
ネット通販の売り上げは価格.comで傾向を見ることができますが
店頭販売ではdynabookが高い人気を得ていることがわかります。
しかもMS Office付き,TV機能付きの高価なモデルが上位にあり
価格.comとははっきりと傾向が違います。
(価格.comでは安く無駄な装備の無いモデルが人気です)
これは「パソコンに詳しくないけど、店頭で薦められたから買った」
という、購買力が高く、ゆえに深く考えず買う人が多いんじゃないかと思います。
言い換えれば、実力以外で売れている可能性もあるのかもしれません。
パソコンのライフサイクルはだいたい三つしかありません。
1.(1年の)保証そのままに、壊れたら買い換えればいいという考え方
2.標準の保証では短いし、過失破損に対応していないのでは不安だからと
ショップやメーカーの篤い保証を追加して、そのうえで3,4年で買い換えるという考え方
3.メーカー修理に出すのは面倒臭いから、自分でメンテナンスできるものを選ぶという考え方
多くの人は、1の状態にありながら、PCが壊れないという楽観視で10年を過ごしたりします。
2は、メーカーによってはそんな篤い保証は用意していないし、あっても割高感がある場合もあります。
3は、ノートPCではIBM,Lenovo ThinkPadくらいしか部品購入ができるものは無いので
ThinkPad一択という人もいますし、ノートPCは主力にせず、自作PCを主力にする場合もあります。
3年でHDDが壊れたという事実は、別に短い寿命というわけでも無く
単純に、運が悪ければ、扱い方が悪ければ、どのメーカーでもよくあることです。
ですから、東芝のサポートに不満が無いのであれば
dynabookを買ってもいいと思います。
クレームはサポート品質を示すチャンスとも考えられるので
故障経験で、そのメーカーを忌避するのは単純で浅はかな考え方です。
ただ、私は自作PCを主力にしつつ、ノートPCとしての主力は
数年前の安く手に入る中古のThinkPadを使い続けています。
(雑に扱えないほど高価なノートPCは使いようが無い)
手持ちのThinkPadより高速なノートPCを所有する機会もあるんですが…
トラックポイントの備わったThinkPadよりも使いやすいノートPCは無いと感じています。
お礼
vaidurya様、 参考にさせて頂きます。 貴重な御意見ありがとうございました。