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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ダイナミックマイク SM58 平衡について)

ダイナミックマイク SM58 平衡について

このQ&Aのポイント
  • ダイナミックマイクの平衡とは何か?内部のトランスの役割を解説します。
  • トランスの有無に関わらず、ダイナミックマイクは平衡タイプとされています。
  • 接続ケーブルや接続先によっても平衡の仕組みは変わることがあります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • A88No8
  • ベストアンサー率52% (836/1606)
回答No.1

こんにちは >ダイナミックマイクの定番とされているシュアーSM58は平衡(バランス)タイプのマイクとされていますが、マイク内部ではどのようにして平衡を作り出している??のかがよく分かりません。  元々「平衡接続」は長距離を接続する電話線の技術でGND極(電子回路の場合、送信側と受信側回路同士の接地電位を合わせる必要がある。電話の場合は大地に接続して合わせる)としHOT極の正相信号とCOLD極の逆相信号を2本の線でつなぎ、そのインピーダンスは600Ωという3線方式です。  SM58の場合、マイク本体が高インピーダンスのためマッチングトランスで仕様の600Ωに整合させています。トランスの片側がHOT極、反対側がCOLD極、接地に相当するGND極を設け、ついでにシールド線に拡大利用しています。  (1)図の通りで、本来の平衡接続の仕様通りな訳です(^^;  送信側回路と受け側がトランスで分離されているためにインピーダンス整合のためのマッチングトランスで結果的に「アイソレーション」も出来ているとメーカーは行っています。  ところでSM58のようなムービングコイル方式の場合は出力を得るためにコイルの巻線数が多くなり、どうしても高インピーダンスになりがちですが出力段がトランジスタ回路になると逆に低インピーダンスが普通で有り、仕様のインピーダンス600Ωと同じか極めて近ければ高音性能の出にくいマッチングトランスをわざわざ間にかます必要がありません。  その結果が(3)図の通りになる訳です(^^; 参考URL http://ja.wikipedia.org/wiki/XLR%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC

dotonton
質問者

お礼

質問の全てにわかりやすい回答をしていただきありがとうございます。 自分の中では添付画像はぜんぶ「平衡のはず」・・・と思っていたのですが回答のおがけで疑念が払拭されました。 画像の結線はすべてが平衡。 SM58のトランスはインピーダンスマッチングの為(ムービングコイルのインピーダンスが離れているから)。 トランスレスなのはマイクユニットのムービングコイル自体が600Ωほどあるのでインピーダンス整合の必要が無い(トランスレス)ということですね。 詳細に説明していただいたA88No8さんをベストアンサーと致します。 他の回答者の方にもお礼申し上げます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.2

はじめまして♪ A88No8様、ナイスです。 私はもっと単純化した回答を、、(笑) バランス伝送は、信号の正負極と独立したグランド線で信号の受け渡しをするもの。 アンバランス伝送は信号の正負極の片方をグランド兼用とした信号の受け渡しをするもの。 これだけで、実用上は十分ですね。 平衡とかバランスと言うイメージから、中点タップがグランドってイメージしがちですが、この方法だけがバランス、平衡という物では無いと言うだけです。 トランスを用いていも、片方の極をグランド共通結線すれば不平衡、アンバランスです。

dotonton
質問者

お礼

抱いていたモヤモヤが取れて開放感でいっぱいです。 オーディオ好きの集いで一時期大論争(とっても小規模ですが)にもなった平衡??ですが、 おがけさまで結実しそうです。 とてもわかりやすい回答をして下さりありがとうございました。

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