mikasaさん再回答ですみません。
さて、粋がって書いてみましたが、もちろんウンコの件は私の創作です。
フラれるといえば、10代はカッコ悪いフラれ方の連続でしたね。童貞が女の子にアプローチするのは、無免許でタクシードライバーやるのと同じ。うまくいくはずがない。それを理解しないあいだは、童貞だからあせって恋人をほしがる。童貞だからうまくいかない。この繰り返しの「いたちごっこ」でしたね。
高校時代はラブレター30枚も書いて返事がこず、あとから人づてに感想を聞いたら「バカみたい」と一言。普通はこれでグレてヤンキーにでもなるところ、田舎の高校教師の息子はまじめですから、見返してやろうと受験勉強を頑張った。
大学に入れば、旧帝大のネームバリューでモテるだろうと思いきや、周囲はみな同じ旧帝大生。なれば容姿の勝負かと思いきや、大学生活では「手の早い奴が勝つ」ようで、たいしたご面相でない男が綺麗な女の子を連れて歩いている。
その後の私は、方針を変えました。無理やりホテルに連れ込んで、逃げられた経験は山ほど。親が知ったら即刻仕送りを停止したことでしょう。
しかし、これで「カッコ悪いフラれ方」からは脱却できたと思っていました。絶対に好きだとはいわない。やらせろと迫る。向こうが傷つくことはあってもこっちは傷つかない・・・と思っていました。1972年の頃は、20歳前の女の子は大抵は処女。こっちも童貞。そんな二人がラブホの部屋で一悶着あってもうまく合体できる可能性もなく、そこから恋が芽生えるはずもないです。
私にとってのカッコイイフラれ方は、浮気をされるというパターン。あくまで相手を傷つけず、自分が傷つき、相手が自分から去っていく。
人間ですから、選択の間違いというのはいつでもあります。最初の恋人ができたとき
「頼むよY子ちゃん。やらせてくれ。やらせてくれないと、俺不安で生きていけない。」
「だめよ。やらせて、捨てられたら、私困るわ。ねぇ、結婚してくれるって約束してくれたら、抱いてもいいわよ。」
愚かな私は、彼女の老獪な戦術にはまって、YESという口約束で19歳のはちきれそうな果実のような肉体をむさぼったのでした。
終わってから、まぁ欲望にまかせて無責任な約束したものだなぁと後悔しながらも初めて味わう女体の神秘の研究生活に没頭し単位を落として留年しました。
「俺以外の男と寝てもいいんだぞ」
これは、「抱くのなら結婚すると約束して」と言った彼女の呪縛を解くために私が口にした言葉です。
所詮、こいつは結婚相手として俺を「捕まえた」だけで、俺を愛しているわけではない。そう思っていたから、浮気心があれば、他の男と寝るだろう。
短大を卒業して就職した彼女は、職場の先輩社員と親しくなり、花見の晩に彼の車でモーテルに行き抱き合いました。そのことを知ったのは、私がその晩彼女のアパートを訪ねて、12時すぎまで部屋で待ち続け、彼女の口からことのいきさつを聞き出したからです。
これは、決してかっこいいとはいわないまでも、私が心のそこで不満をもっていた恋人を彼女が私を捨てた形で乗り換えたのだから「カッコイイフラれ方」なのかもしれないと思います。
私は、結構このパターンで「フラれて」きています。最初の結婚もそうだし、その後つきあった13歳年下の恋人もそうです。浮気されるのはカッコ悪いけど、本当はいつも心の片隅で、いつまでこいつと一緒にいるんだろう、とかどうもこいつを選んだのは早計だったという気持ちがあると、相手が気付いて浮気してくれたりするのかもしれません。楽と言えば楽です。
お礼
半生の告白ありがとうございました。exhibitionistさんの事だから、どこまでが本当かわからないけどもw しかし私も、童貞と処女の初体験は、奇跡としか思えないですね。今なら余裕を持って女性をリードすることもできる気がするんですがねw こう言っちゃなんだけど、exhibitionistさんのフラれ方はちょっと卑怯じゃないっすかぁ?カッコイイというより、スマートとかクレバーですねw 私は「カッコ悪いフリかた」はやりました。遠距離恋愛でめんどくさくなって自然消滅にしようと思ったら、彼女がバイト先のコンビニに押しかけて来たので、店の奥の方で気づいた俺はトイレに隠れました。彼女はトイレに俺がいるとふんで、「○○○居るんでしょ!出てきてよ!なんで会ってくれないの!」としばらく大声で叫んでいて、もう怖くて泣きそうでしたw 別の自然消滅に持ち込んだ彼女は、今の妻と婚姻届を市役所に出しに行ったら受付たのがその彼女だったり。 ご回答ありがとうございました。