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子供の頃の強烈な印象の映画。

子供の頃に見た映画で、強烈な印象で残ってる映画はなんですか? 一つだけお答えください。 ちなみに私は「吸血鬼ゴケミドロ」です。 詳しいストーリーは忘れてしまっていますが、あの強烈なインパクトは今でも忘れませんね。 当時、TVでよく再放送されてましたが、見る度ビビった記憶があります(笑)。

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  • Nannette
  • ベストアンサー率26% (1499/5697)
回答No.15

 ネビル・シュートのSF小説「On The Beach」をかなり忠実に映画化した「渚にて」という作品。子供ながらに、まさに強烈なショックを受けました。 あまりの印象の強さに、以降も何度も上映館を探し、小説も繰り返し読みました。  時代は米ソの冷戦のさ中。そしてついに起こってしまった第三次世界大戦。核戦争が終わった直後、アメリカもソビエト(当時)も、北半球はすべて放射能汚染で死滅状態。たまたま深海に潜航中だったアメリカの原潜スコーピオン一隻だけが奇跡的に生き残ったのです。  スコーピオンの艦長ライオネル・ドワイトは艦を南半球に向かわせ、オーストラリアのシドニーに入港させます。しかし、オーストラリアにとっても放射能汚染は時間の問題。政府は国民全員が眠るように安楽死できる薬の準備を機密裏に急いでいます。  ドワイトは彼との連絡係として派遣されたオーストラリア海軍の連絡将校夫婦と親しくなります。彼らがドワイトのために開いたホームパーティの席上、夫妻の友達の女性モイラはひと目でドワイトに恋心を覚えてしまいます。ドワイトがつい、自分の妻と娘が郷里アメリカで彼の帰国を待ちわびている…と口にしてしまった、しかし、それは今となっては…。そんなことから自分の心の内を明かすことができず悩むモイラ。  シドニーの街には救世軍が掲げた横断幕が風にはためいています。そこには「兄弟たちよ、まだ遅くはない」と書かれています。多くの市民がイエス・キリストによる救いを求めて救世軍の元に集まっています。  残り少ない人生、人々は精一杯楽しげに振舞います(このあたりに挿入された「ワルティングマチルダ」という曲はオーストラリアではとても広く知られた民謡です)。しかし、死は確実に近寄ってきます。愛車のレーシングカーでクラッシュを望む者、酒に入り浸りになる者、そして放射線障害で吐き気と異常な食欲の繰り返しに悩む連絡将校の夫婦…。  そんな折、死滅したはずの北半球から無線が発信されているのをオーストラリアの海軍が傍受します。発信地はアメリカの西海岸の街サンディエゴ付近、意味不明ながら、それはあきらかに誰かが送信しているはずの通信。モールス信号らしき送信は止まることなく続きます。北半球にまだ生命が残っているのだろうか…。  ドワイト館長はついに決断します。彼らとて間もなく死を避けられない現実、ならばせめて、母国アメリカに帰りたい、そうした乗組員全員の希望を受け入れ、信号の実体調査を兼ねてスコーピオンを北半球に向けて出航させることを。  その頃、オーストラリアの各都市では、安楽死の薬が配布されています。ドワイト艦長と親しくなっていた科学者は戸の隙間を塞いだ自宅のガレージの中で、自慢のビンテージ・フェラーリのコクピットに座り、大排気量のエンジンをフル回転させます。  連絡将校夫婦は、まず愛する幼い子供に薬を与え、それからふたりベッドに入ります。艦長に心を寄せていた女性モイラは岬の突端にクルマを走らせ、シドニー湾を滑るように出て行くドワイトとスコーピオンを見送り、それから薬を取り出します。  場所はサンディエゴの港湾火力発電所、埠頭に近づけたスコーピオンから、防護服に身を包んだ探査員が上陸します。許される時間はわずか30分、発信場所が事務所だと知った彼らはその場所に急ぎます。そして、彼らがそこに見たものは…。  人類が死滅して以降も自動運転を継続していた発信装置と発電設備は彼らの手で静かに停止させられます。そして彼らはまたスコーピオンに向けて急ぎます。  ふたたび沖合に出て西海岸を巡るスコーピオン。西海岸出身者たちにとっては潜望鏡を通して見る故郷はなにひとつ以前と変わってはいない懐かしい風景。なのに今は、人がひとりもいない。そして、スコーピオンは、今度はカリフォルニア湾の深みに潜航して行くのです。二度と浮上することのない潜航として。  こちらはシドニーの街中。人の姿も絶えた大通りに、救世軍が掲げた横断幕がそのまま風にはためいています。「兄弟たちよ、まだ遅くはない」と書かれたまま。

tyagayu
質問者

お礼

「渚にて」。 いいですね! 私は全くこの映画を知りませんが、あらすじを読んで、ぜひ見たいと思いました。 小説も映画も。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (17)

  • yotani0425
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回答No.7

こんにちは。 小学校に入る前くらいだったでしょうか。 祖母に連れられて見に行った映画「楢山節考(1958年版)」です。 当時、題名も知らず、祖母からは「姥捨て山の(お婆さんを棄てに行く)映画だよ」と聞きました。 小雪の降る中、息子が白髪頭のお婆さんを背負って山に行き、白骨だらけの山中に下ろして(棄てて)帰るシーンが一番印象に残っております。

tyagayu
質問者

お礼

「楢山節考」。 有名な名作ですね・・・と言いつつ、お恥ずかしながらまだ見たことが無いのです。 今度深沢七郎の原作を読んでから、映画を見たいと思います。 私は良いと思った映画は、原作も読むのが習慣になっているのですが。 ただ、ふと思うのは。 原作を読んでから映画を見た方が良いのか。 映画を見てから原作を読んだ方が良いのか。 判断に迷う所であります(笑)。 ご回答ありがとうございました。

  • elf2814
  • ベストアンサー率40% (283/693)
回答No.6

吉原炎上。 もちろん一番衝撃的だったのは西川峰子のあのシーンです。 あえて動画アドレスを貼るのはやめておきますが、知ってる人は知ってるし、検索かければ見られるかと思いますので…。 西川峰子演じる花魁の小花は、現役時代は優しくて健気な花魁です。 ところが働き過ぎで病気になり、一線から退いたところに名取裕子扮する紫花魁がお職の座に登り、凄まじいヒステリーを起こします。その末、布団部屋に閉じ込められ血を吐きながらその最期を迎えるのです…。 幼い頃から男に弄ばれ、虚言癖とセックス依存を抱え、その狂気が爆発したという感じのシーンです。 布団部屋に閉じ込められ、真っ赤な布団の海で真っ赤な血を吐きながら半狂乱になってる西川峰子の演技は凄まじく、夢に出てきそうで本当に怖かったです。 大人になった今でも、あのセリフとともに、鬼気迫るものを感じます。 これを超えるショッキングな体当たり演技はちょっと思い浮かびません。

tyagayu
質問者

お礼

「吉原炎上」。 これは強烈な映画でしたね。 鬼気迫る演技と言いますか。 花魁という儚い夢を描き切った感があります。 壮絶な結果を伴いながら。 ご回答ありがとうございました。

  • cucumber-y
  • ベストアンサー率17% (1846/10420)
回答No.5

ヒッチコックの『The Birds』です。 カモメに関しては結構トラウマレベルでした。^^;

tyagayu
質問者

お礼

「The Birds」。 ヒッチコックはこういう手の映画を撮らせると天下一品ですね。 ご回答ありがとうございました。

  • blue5586p
  • ベストアンサー率27% (1611/5842)
回答No.4

 故・淀川長治さんの名解説が人気で、今年度で、46年間の幕を閉じることになった、「日曜洋画劇場」で、小学校高学年だった71年7月4日に放送された「或る殺人」  (原題:Anatomy of Murder 1959年制作)  法廷シーンが大半の、白黒作品でしたが、セリフの中に、やたら登場する「行為が」「行為が」という言葉が、まさに性に目覚める思春期だった私には、強いインパクトがありました。  「行為」の前に「性」という言葉が隠されているということは、当時の私でも、うすうす感じていました。  今ならおそらく「セックスが」と、もろに表現すると思いますが、やはり42年前では、そこまでの表現はしなかった、あるいは出来なかった。  しかし、モロでない表現だからこそ、より強いインパクトがあったと思います。  DVDが発売されていますが、ジェームズ・スチュワートの声を、佐藤英夫さんが吹き替えた、当時の日本語吹き替え音声が、収録されていないのが残念です。  これはぜひとも、当時の吹き替え音声付で、発売してほしいところです。  もし、新たに吹き替え直されると、性に関する表現が、もっとオープンなものになってしまい、面白くなくなるからです。

参考URL:
http://bd-dvd.sonypictures.jp/fr/fr/displayGoodsDetail.do?goodsCode=TSDD-10071
tyagayu
質問者

お礼

「或る殺人」。 1959年に製作された映画が、十数年たってから、日本で公開されたのでしょうか。 思春期のころは、そういった事柄に対しても敏感な年頃でもありますね。 吹き替えについても、その時代の良さ、味も含めて一つの完成品なのでしょうね。 ご回答ありがとうございました。

  • localtombi
  • ベストアンサー率24% (2911/11790)
回答No.3

昔小学校の校門前には映画館のおじさんが立っていて、よく鑑賞券を配っていました。 それで見に行った映画に「空飛ぶゆうれい船」というアニメがあって、これはかなり強烈なインパクトでした。 確か、サイダーを飲んだ人間が溶けてなくなってしまうシーンがあって、すごく怖かった印象があります。

tyagayu
質問者

お礼

「空飛ぶゆうれい船」。 検索してみましたが、この絵。 何かで見たことがあるような。 全く別の映画ですが。 うーん。 なんだっけか・・・(笑)。 ご回答ありがとうございます。

回答No.2

誓いの休暇 ソ連の映画でした 名作だそうです

tyagayu
質問者

お礼

「誓いの休暇」。 検索してみましたが、あらすじ程度しかわかりませんでした。 しかし、評価は高いですね。 名作との評価も。 こういった心に残る映画は、比例して評価も高そうですね。 ご回答ありがとうございました。

  • fuefue12
  • ベストアンサー率38% (457/1192)
回答No.1

「Return to OZ」です 残念ながら現在VHSでしかその映像を見ることはできませんが・・・ 「オズの魔法使い」で魔法の国から帰ってきたドロシーが 「あの子は頭がおかしい」と周囲から言われたり なんだかんだでまたオズに行って いろいろな人と出会うのですが それに出てくる「ホイーラー」という怖い奴らと 「毎日美女の首をすげ替える首のない女王」 が幼心にめっちゃこわかったです。 あれこそテレビでやればいいのに~

tyagayu
質問者

お礼

「Return to OZ」。 ディズニーの実写版なのですね。 面白そうな映画です。 良い映画は色褪せませんね。 長い時間が過ぎても、良い映画は良い映画のままです。 ご回答ありがとうございました。

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