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インスタントカメラのレンズはなぜ開放F値が暗いのか
インスタントカメラのレンズはなぜ開放F値が暗いのでしょう、F8以上のものが多く一眼レフのような明るいレンズは見当たりません何故でしょうか。また暗いレンズのメリットとは?
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インスタントカメラがポラロイドなどのことでしたら、明るいレンズはとても大きくなるので使えないです。フイルムに相当するのが写真の大きさですから、この大きさで明るいレンズとなると一眼レフよりはるかに大きなものになってしまいます。乾板などに使うレンズが暗めなのと同じですね。逆に現在のデジカメが低価格機でも比較的明るいレンズがついているのは撮像素子が小さいからです。 なお、インスタントカメラが流行したころ、35mmフイルムを使うコンパクトカメラもあり、望遠ズームがついていましたが非常に暗いレンズでした。これも明るいレンズにしようとすると大きくなり、コンパクトでなくなってしまうことも理由でしょうね。
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- syashindaisuki
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インスタントカメラと言っているのは、ポラロイドやフォトラマと解釈すれば良いのでしょうか? 大判カメラの話も出てきているので、ポラロイドやフォトラマ等のインスタントフィルムを用いた撮影について回答します。 先に、回答されたkumagoroさんの回答にかぶりますが、インスタントフィルムを用いた撮影は、35mmフルサイズやAPS-Cでの撮影に比較し、極端に撮影フォーマットが大きくなることが、搭載されるレンズの開放F値に影響していると思います。 ご存知とは思いますが、撮影フォーマットが大きい場合、小さいフォーマットと比べて、同じf値でも被写界深度が浅くなります。これは、35mmフィルムサイズと、APS-Cを比較しただけでも違いますよね。インスタントフィルムの場合、大判カメラにセットする4×5inchフォーマットだと、35mmフィルムの実に15倍弱・・・ そうすると、このフォーマットで、開放F値F2.0などのレンズ(口径が大きすぎてありえませんが・・・)を用いて撮影するとどうなるでしょう?被写界深度が浅すぎて、とても使えたレンズでないことは、容易に想像できるというものです。まあ、大判カメラの場合、90mmくらいのレンズであれば、開放F4.5くらいのレンズもありますが、かつて、商品撮影に用いられることが多かった大判カメラの場合、アオリ(ピント面のコントロール)も加えながら撮影するとしても、ある程度絞り込んで撮影しないと、対象とする商品をくっきり写し出す事は出来ません。 質問の回答ですが、インスタントフィルムでの撮影の場合、そのフォーマットの大きさから、ある程度の被写界深度を有するレンズを必要としている。次に、大判カメラならいざ知らず、コンシューマー向けのポラロイドカメラ(SX70等)にフィルター径82mm(シュナイダー90mmF5.6の口径)にも及ぶ大判カメラ用レンズを搭載できるわけもありません。次にコストですが、そもそも、大判レンズのシュナイダーレンズを購入する値段でSX70が何台買えるか・・・ もうひとつの回答・・・くらいレンズのメリットは? 被写界深度が深くなる。究極の暗いレンズであるピンホールは、解像度は有りませんが、パンフォーカスで、被写体までの距離を問わず、ピントが合います。また、収差も無く、直線が直線で写ります。
お礼
コストと被写体深度、大きさを抑える為に暗い了解です 皆さん沢山の回答有難うございました
- aki3829
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No8です。 写真館などの大型カメラは争点距離が長いです。フィルムや乾板などが大型なのでそうならざるをえません。 そうなるとF値の小さい明るいレンズの口径はかなり大きくなって高価となりますし、かえって実用的なものから遠ざかります。 意味もなく高価なレンズを使うのではなく、カメラの構造や目的に合わせて実用的なF値という事です。
お礼
大型化を抑えるため了解しました
- sobaka
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結論としては、明るいレンズの必要性がないからだと思います。 インスタントカメラのレンズは、それ自体が拡大することなく鑑賞できるフォーマットなので、35ミリフィルムカメラのレンズよりも遙かに大きなイメージサークルが必要になります。 35ミリ判の一眼レフ用レンズと同じ明るさであれば、より大きなレンズとなります。→中判や大判用のレンズが大きいのと同じ。 フィルム自体の感度もフィルムよりも高めになっている。ポラロイドの600フィルムでASA600だったと思う。 また、フォトラマやポラロイドの用途を考えれば、数名が被写体となる記念撮影用なので、フラッシュを効果的に利用することにより、用途に耐える写真が撮影できる。→写るんですといったレンズ付きフィルムと同じような考え方。 同じインスタントカメラでも、ポラパックという、普通のカメラにアタッチメントを装着してつかうインスタントカメラは、割と明るめのレンズを使っています。
お礼
なるほど大判カメラのフォーマットで明るいレンズを作ったら巨大になってしまいますものね。納得しました
- demio
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他の方の答えもみましたが「インスタントカメラ」とはどのようなカメラのことを指しているのでしょうか 数十年前にコダックがポラロイドカメラに対抗してその場で写真が出てくるカメラを発売しこれを「インスタントカメラ」とよばれていました、カタログにもその名前で載っていたので正式名称だと思います、もちろん当時は今のような電子式デジタル方式でもありません、その場でフィルムの中で化学処理しているのです、 富士フィルムが互換性のあるカメラをだして商品名は「フォトラマ」でしたがこれも「インスタントカメラ」の一種となるとおもいます ポラロイドカメラも「インスタントカメラ」の同類です 他の答えは通称「使い捨てカメラ」、正しくは「レンズ付きフィルム」のことを指しているようにおもいますがどちらでしょうか、現実には違う種類のカメラです、この質問だけではどちらともとれます 使い捨てカメラは安く手に入れやすいですが、写真は現像所に出して、手間がかかってとても「インスタント」とは思えませんね
お礼
メーカーや価値ある製品を冒涜する意図はありません。最近メーカーやその社員が一生懸命作った製品をけなし流布して利益を得ようとする人がいて新製品が出るとピリピリすると言う話は知っています。ただ邪な意図なくカメラの原型となった二眼レフのような箱型カメラ、蛇腹を使った大判カメラ その構造を持つインスタントカメラもあるわけでその構造と写りとの関係に興味を持ったのです
- aki3829
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簡単に言います。 カメラのF値とは、焦点距離/レンズの口径です。ただし、この口径はレンズを1枚のレンズとみなした時の口径で、通常の複数枚使うレンズでは実際の口径とは一致しません。 しかし、F値が小さいという事はレンズ口径が大きいという事になりレンズが高価になります。 ですので、そのカメラの使用目的に合わせて実用的な範囲で高価にならないようなレンズを使う事になりますが、インスタントカメラの場合はF値は大きくてそう支障はないからという事です。 暗いレンズのメリット・・・・安価であるという事に尽きます。 明るいレンズの絞りを絞って(入る光が少ないので暗い状態という事にはなりますが)被写界深度を大きくするというのは、レンズが明るい暗いとは別なことです。
お礼
写真館で証明写真を撮るために使われていた業務用のカメラの撮影レンズがトポゴン型と聞いたことがあります。一般用では有りませんが。トポゴン型のニッコールレンズはF4ですがこの業務用機械のレンズはやっぱりF8以上です。インスタントと言ったのがまずかったのかな同列に扱われたくないそう思わせてしまったらすみません。インスタント=いいかげんではないとじぶんは思っています
- kuma-gorou
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逆に此方から質問します。 ・写ルンです のレンズは何故暗いのは何故? ・コンパクトデジは、絞らなくても、ポケ難い。ビューカメラは、通常、f32とか45まで絞るのが通例。それらは何故? つまり、インスタントカメラは固定焦点かアクティブAF方式でAF精度は高くない。 フォーマットが大きい程、同じ条件でも被写界深度は浅くなる。 そして、最後の決め手は、レンズに掛けられるコスト。 これが、インスタントカメラのレンズはなぜ開放F値が暗いのか の答えです。
お礼
コストですか 興味深い話として絞りの無い暗いレンズで試しに撮影してみると暗部の階調が残り独特の描写になりました。当然玉も小さい
- osakajapan2001
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御礼を頂きました 有難う御座います インスタントもそれはそれで価値ある商品です 軽薄短小な時代の寵児でしたので しかし 貴方が仰るような撮影環境は非常に珍しく又特殊な効果を狙った撮影方法でしょうね レンズ群の内部乱反射は以前は問題だったでしょう でもそれはかなり以前の話です 現在はレンズ自体の性能も格段に進化しましたので 現在ではほとんど問題視される事はありません レンズは明るい方が汎用性多様性が優れているというだけの事ですが 個人的には明るいレンズは好きです 暗いと撮影シーンが限定されるからです
お礼
現在の撮影レンズは、10枚以上のレンズを使っているものも沢山有りコーティングの性能が上がったのか抜けもいいです、明るいレンズを絞って使った場合、同じF値なら暗いレンズよりも性能を良く、これを実践している会社もあるとか
コスト面もさることながら、レンズの性能・機能を考えるとその手のカメラに使える条件として ・安価 ・作りが簡単 ・AF機構を使わずに画面内がピントが合ったように見える です。 最後の条件は、いくらコストをかけても、広角レンズで絞り込むことになります。 要は、被写界深度を深くして、見かけのピントが合って見えるようにするわけです。 たぶんレンズ付きフィルムのことかと思いますが35mm前後でF8程度の固定焦点・絞り機構無しのレンズですね。 この手のはシャッター速度も一定、露出計も付いていないので、フィルムのラチチュードだけが露出の命。
お礼
インスタントカメラにも色々有って、興味をひくのはカメラの原型のような暗箱のようなものです、
- osakajapan2001
- ベストアンサー率16% (236/1442)
インスタントカメラのレンズが暗いという事実は 簡単に申し上げればレンズから入る光の量 即ち 取り込む光量が少ないからです(レンズ口径が小さい) こりこむ光の量は大きく出来ますが その為には光学的に優れた大口径のレンズ群が必要になり 結果一眼レフ用レンズのように高価な商品となります 尚現在 一部のメーカーのレンズで信じられない事に F値が一以下のレンズもありますが レンズ単体の価格で百万円以上致します 暗いレンズに良いところはありませんが 御指摘の商品の様に商品価格が極端に安価になる事でしょうか
お礼
キタムラにキャノンのレンズが置いてありました。確かF0.95。明るいレンズのほうがコントラストが高くなるため解像力も上がると聞いたことがあります、ただし内部の反射もきついんじゃないでしょうか、暗いレンズにゆったりとした暗室を使って撮影すると独特の写真が取れます。インスタントもなかなかいいんじゃないでしょうか
- andy_kun
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>F8以上のものが多く一眼レフのような明るいレンズは見当たりません何故でしょうか。 固定焦点だからだろうね~ >暗いレンズのメリットとは? 被写界深度が深くなる(ようはピントの合う範囲が広くなる)
お礼
なるほど被写界震度ですか納得、アポクロマートと呼ばれる高価なレンズも暗いみたいですよ。また大型の業務用カメラは蛇腹式になっています、暗いレンズのほうが内面反射で有利なんじゃないかと思いました。絞ればいいじゃないかと言われるかもしれませんが絞り部分の反射も大きいんじゃないかそう思ってます
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お礼
90年代高級コンパクトカメラ流行しましたね