結婚制度って女性の首を絞めていませんか?
結婚制度、正確に言うと一夫一妻制度は、自然の摂理に反していると思います。女は産める数が限られているから男を厳しく選びたがる、男は、原理的にはいくらでも子供を作れるから、より多くの相手と結ばれたい。この2つが作用すれば、他の動物のように優秀な雄がハーレムを作るという形になると思います。異性生殖は、そうやって優秀な種を効率的に後世に残せるシステムだと思います。雄が競争にさらされ、勝ち残った遺伝子を一斉にばらまくというシステムだと認識しています。生物進化で、異性生殖が始まってから進化速度が飛躍的に高まったといいますが、優秀な雄が多くの雌に種をまくという、異性生殖でしか出来ないシステムのお陰では無いでしょうか?そのシステムが人間では上手く機能していなかった。結婚制度が幅を効かせていた昔の方が生物学的に異常な時代であったと思います。女が相手を自由に選べなかったからこそ結婚制度は成り立っていたと思います。女性は相手を厳しく選びたがるので、優秀な雄に人気が集中するけれども、一夫一妻制度が邪魔して多くの女性が余ってしまう。ではあまった女性が妥協して魅力のない相手と結ばれるかというとそうではない。結局男も女も余ってしまうという構造だと思います。つまり男の貞操を要求するから女が余るのに、男の浮気等を人一倍糾弾するのは女の方です。これは女が自分で自分の首を絞めているとしか思えません。結婚というのは、個人主義の閉ざされた環境では生きていくため、こそだてのために必要だと思いますが、この物余り人余りと言われる現代で、またここまでコミュニティの概念が拡大している現代で、子育てを個人に帰結する考えの方がおかしいと思います。つまり、社会保証は、北欧のようにもっと増やして当然だと思います。昔は家族でまたは小さな共同体でお互いを補完しあっていたのだから、それを国家レベルにまで拡大しているだけです。しかし、政府の少子化対策を見ていると、晩婚化対策と女性の社会進出とか、結婚しないと子供が残せないという前提そのものに踏み込んだ言及は全くありません。きっとそういうことを言うと女性の反発があるのでしょうが、女性たちは、そのせいで自分達が子供を残せないということに気付かないのでしょうか?また、そのような社会が来ると泣くのは女性であるかのように言われますが、競争にさらされ、子孫を残すのが厳しくなるのはむしろ男の方です。結婚しなくても子供が産める社会を構築しましょう、と言って議論を進める方がずっと建設的だと思います。結婚制度っておかしいんじゃないかという認識が一定以上になれば世論となるのでしょうが、まだ少数派のようです。結婚制度が女性の首をしめているということに賛成されますか?また、もしそれが正しいなら、その考えが多数派になるのはどのくら先の話なのでしょうか?私から言わせると、何でみんなこんな簡単な事が分からないんだ?というきがしますがそう思いませんか?
お礼
ご回答をありがとうございます。 確かに出産は大イベントですね。そのインパクトがありすぎて男にとって結婚とはどのようにいいものであるかは忘れ去られてしまいがち、という理解でいいでしょうか。