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ボカロ曲の作成者と著作権について
- ボカロの歌や曲の完成度が高い理由は、一部のプロの作り手や歌い手が関与している可能性がある。
- 一部の人気作り手や歌い手はニコニコ動画側の支援を受けながら活動している。
- ボカロ曲の著作権は作り手がアップした時点で発生し、申告などは必要ないが、悪質な二次利用の例もある。
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質問者が選んだベストアンサー
PVを作っている人のほとんどは一般人です。というよりニコ動に投稿されている動画のほとんどは一般人が投稿したものです。しかし、練習や勉強を積み重ねたPV師の中にはプロ顔負けの技術を持つ人もいます。 歌い手やボカロPも同様に一般人がほとんどです。中には元々音楽をやっていた人や、今もバンドを組んでいる人もいますが決して「プロ」ではありません。 レコーディング環境は歌い手が準備しています。例えば「おっくせんまん!」で有名なゴムさんは約五万円で自作の防音室を作って録音していましたし、島爺さんは「夜、誰もいない海辺に車を止め、その中で歌う」という方法で録音しています。勿論、携帯で録音する人もいますが、そうすると音質が悪くなってしまいます。録音機器が進化しているので、一般人でも電器店で買い物すればなかなかいいレコーディング環境を作れると思います。 しかし中には本当のプロもいます。「プロ」の動画は「先生何やってんすかシリーズ」と呼ばれています(http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%85%88%E7%94%9F%E4%BD%95%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%93%E3%81%99%E3%81%8B%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA)。そういった動画はニコ動で「先生何やってんすかシリーズ」でタグ検索すると出てきます。 よって、「ニコ動側が送り込んだプロの方」はいません(こっそり依頼しているのであれば我々は知ることができませんが)。第一、運営が公式であることを隠して投稿することはCMにもなりません。極希に「運営がプロに声をかける」場合があります(神威がくぽのデザインを依頼するために漫画家の三浦建太郎さんを時報で呼び出しました)。 運営からの支援(?)は「クリエイター奨励プログラム」くらいでしょうか。 著作権は投稿した時点で発生します。極端な話、私が今落書きを投稿した時点で立派な「著作権」です。投稿したボカロ曲を音楽会社に委託したり契約したりする人もいますが、殆どのボカロ曲は「PVつけてみた」「歌ってみた」といった二次創作は自由です(とは言っても事後報告でも一言声を掛ける方がマナー的にいいですが)。自由と言っても著作権は作者にありますので、二次創作をするのであれば一応作者ブログやツイッターなどで調べてみるとよりトラブルを防ぐことができます。「ボカロ曲だし」「個人の描いた絵だし」と油断しないことが大事です。 ここまで長々と偉そうなことを言ってきましたが、自分は見る、聞く側で投稿経験はありません。また、自分の知らないとこで上記に反することが起きているかもしれません。 あくまで参考までにお願いします。 長文失礼しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはりプロじゃない方々なんですか。こんなに沢山の才能が埋もれていたとはびっくりです。 歌い手さんはニコ動のためにお金かけたり車を利用したり、色々と工夫してるんですね。 「先生何やってんすかシリーズ」は初めてしりました! 「先生何やってんすか」って(笑) ニコ動に三浦健太郎さんが漫画家として関わっていたとはすごいですね! 著作権は投稿した時点で著作権なんですね。 色んな人が歌ってみたをやってるので、著作権などはユルいのかと思ってました。 ぼくもニコ動はただ見るだけでしたが、僕が知らないことを沢山の教えてくださってありがとうございます。 とても勉強になりました!