イタリアンダイニングに合う服装なら気負いすぎないジャケットスタイルが良いと思いますが、ポイントは肩から胸、腕のラインがぴったりしていること。
体型を考えて無理にピタピタにするのではなく、動きやすいけど肩と腕、胸回りが浮いてしまわない紺か黒のジャケットを一着と形がきれいな靴を用意しあとはそれに合わせてコーディネートします。
裾丈も長すぎず短すぎず、ラペル幅も広すぎないものをチョイスしましょう。
靴はなんでも良いですが、今の肌寒い季節なら薄い茶系かグレーのスエードやヌバックの靴でも良いし、こげ茶のコードヴァンのプレーントゥでもストレートチップでもいいですし、ドライビングシューズもよいです。
形がすっきりして子供っぽくなければぶっちゃけスニーカーでもよいです。
レザースニーカーとかもおしゃれですよね。
体型にもよりますが、パンツはノータックでもも回りが窮屈だったりダブダブせず、テーパードしているものでハーフクッションくらいの丈を選びます。パンツを脱いだ時にかかとがちょうど隠れるくらいで、裾周りは22~24センチくらいが普通ですが、やせ形で薄い色のパンツをチョイスする場合は裾周りはもっと細く18センチ~センチくらいで丈短めでもよいかもしれません。
そしてローライズ気味なものがよいでしょう。
色は他の方も書かれている通りこれからの季節ベージュや白っぽくてもよいかもしれませんし、濃いめのグレーでシックに決めてもいいかも知れません。
あとはカラーパンツでもよいですね。
そして素材感を考えますが、ジャケットやシャツ、パンツ、靴いずれも若干光沢があったほうが高級に見えますが全身ギラギラはやりすぎなのでさりげないのがよいでしょう。
ヌバックやスエードは光沢がありませんが足元がシックな雰囲気になりますのでジャケットやシャツ等にちょっと光沢があったほうが逆に高級感を演出できます。
逆にやってはいけないのが、素材感があまりにもばらばらだったりまとまりや季節感がないものです。
極端に言うとパッと見で多くの面積を占めるローゲージの冬物厚手セーターなのにパンツがペラペラで夏物の薄手とか…
色を使いすぎなのにまとまりがないとか
(まとめる色というのは黒、グレー、白などの無彩色系、もしくはそれに近い色つまりなんにでも合う色です。一般的な着こなしではどこかに取り入れられています)
イタリアンで上質なものは素材にこだわっているので値が張るものが多いですが、サイズと素材感(安っぽく見えない)、色の合わせにこだわれば全体的にお金をかけなくてもコーディネイトは可能ですが、ジャケット(または上着)と靴(可能であれば時計などの小物も)はあんまり安いものはすぐわかるので、多少お金をかけてもいいもののほうが後々良いですね。
(ただしあくまでもトータルコーディネイトです。あまりにも部分的にお金をかけすぎて差がありすぎのはファッション上級者でない限り先ほどの素材感のNG組み合わせのように浮いてしまうかもしれません)
とくに素材感とシルエットは女子が結構見てます。(もちろん色合わせがあまりに奇抜でないことが前提ですが)
野暮ったくならないことを心がけてまずはシルエットにこだわりましょう。
お金に余裕が出てきたら素材感にこだわりましょう。
参考URLはたまたま見つけた個人の方のものですが、色合わせといいジャケットやシャツ、パンツ今回の着こなしには非常に参考になりますので載せておきますね。
(この方はパンツはかなり細め、短めですので体型にご注意です。)
一番下の写真のジャケットは黒をチョイスされていますが、この着こなしであればグレーでもネイビーでも黒でもイケますよ。(もちろん印象は変わりますが)