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映画「もう一人のシェイクスピア」について

映画「もう一人のシェイクスピア」を見に行った方、映画の内容をどう思いました? なんだか内容がごちゃごちゃしていて、史実に即しているような感じがしないです。 物語は、エセックス公がエリザベス一世の隠し子だといううわさが流れ、 シェイクスピアの「リチャード3世」の上演の最中に暴動が起きる場面で、完全に破たんして いると思うのですが・・・。映画の中では、民衆が「エセックス公を王にしろ」「エリザベスと血のつながった後継者」といって暴動を起こしたという設定になっているように見えたのですが、 これは完全に史実とは正反対です。 実際には、エセックス公が次の王位を狙って、正当な皇位継承者の一位と二位の二人の王子を 殺そうとしているといううわさが流れ、エセックス公をたおせという感じで暴動が起きたというのが史実だと思いますが、どうなっているのですか? また、映画の最後に処刑された金髪の人物は、いったい誰ですか? エセックス公が処刑されたのですか? あの金髪の人物がエセックス公なのでしょうか? なんだかごちゃごちゃしていて、かなり映画の内容に問題があると思いますが・・・。

みんなの回答

回答No.1

イギリスの歴史については全くの無知なので、映画を見た感想になりますが…。 最後に処刑(斬首)された人物はエセックス伯です。ロバート・セシルにより謀反の濡れ衣を着せられた、と映画では描かれていました。 劇場での暴動理由も王位継承権より「セシルを権力の座から引きずり下ろせ」「セシルの横暴を許すな」だったと思います。セシルがジェームズ・スチュワートを次期国王に推していたので、彼の思惑そのもの反対していたように見受けられました。 今に伝えられている歴史はその後の政権の意向を組む傾向があるので、何が事実だったかはそれを差し引いて認識しなければなりませんが。そもそもエリザベス一世に複数の隠し子がいたなんてこと自体が無茶な設定ですよね?映画の始まりと終わりに現代の劇場のシーンを付けることで「これはフィクション、作り事なんだよ」と念押しされているようでした。「シェイクスピア=オックスファード伯」説も「一説によると」のレベルらしいので、私は娯楽作品として十分に楽しめました。

emlleisman
質問者

お礼

私は「もう一人のシェイクスピア」をアメリカのDVDで見たので余計に内容が ごちゃごちゃして見えたのかもしれません。 しかし、映画の中にジェームズ・スチュワートなんて登場人物いましたか? サウサンプトン公とかいうのが、そうなのかしら? でもどこからどう考えたって、サウサンプトンなんて人が次の王位に・・なんて 絶対無理があるでしょう。女王の隠し子だという名目でですか? 実際に女王の隠し子だと噂が立ったのは、 ジョン・ダドリーの息子のエセックス伯だったと思いますが・・・実際に隠し子なんてことは まずないでしょう・・。 だれか、英国史の知識に詳しい人・・このこんがらがった内容を説明してください!!