こんにちは。
仰る通り、そういった可能性はあり得るかと存じます。メーカーもそれを考慮し、治験・臨床データに基づき、薬品の改善を進めているはずです(これは、人間の医療も同様で、医療や薬の改善・向上が目覚ましいのは皆さんお感じになることと存じます)。
フロントラインには二種類あって、フロントラインとフロントラインプラスがあります。
違いは、フロントラインは現在たかっている蚤の成虫を駆除するもので、プラスの方は蚤の駆除に加え、成長サイクルを遮断するタイプになります。
また、レボリューションというお薬もあります。
こちらは蚤・ダニ・フィラリアまで対応できるお薬です。
フロントラインの臭いか何か?不明ですが、フロントラインが苦手な子ですと、こちらがよいかもしれません。
ただ、フロントラインと違い「抑制」なので、効果はおそらく1日程度かもしれません。
天然成分で出来ているため、開封すると消費期限が1年しかありません。
レボリューションの特性として、消化管内寄生虫の駆除もできますので、出入り自由な猫ちゃんでしたらこちらがよいかもしれません。
使い比べた感覚としまして、フロントラインプラスではなかったのですが、レボリューションで局所の脱毛が見られたことがありました(ただし一過性でしばらくすると生えてきていました)。
レボリューションのほうが薬として強力なのかなという印象です。その脱毛した子も分散してつけるように(数箇所に分けてつけてもらう)してからは、脱毛はなくなりました。
価格的にはフロントラインプラス<レボリューションが一般的だと思います。効能が多い分、レボリューションのほうが高価になります。
レボリューションは犬ではフィラリア予防の効能もあり、猫にも同様に効果があります。
そういった感じですが、蚤ダニだけが問題ならばフロントラインで充分ですし、プラスアルファで予防したいものがあれば、レボリューションを選択して、というのが理想的な使いかたでしょうか。
病院によっては、フロントラインをおかないでレボリューションだけにしているところ(あるいはその逆)もあるようなので、かかりつけの動物病院で確認なさってみてくださいね。
お礼
お薬の特性までくわしく教えていただき勉強になりました。ありがとうございました。