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ペルチェ素子について教えてください
ペルチェ素子6Aタイプ12v用を9v角電池につなげて スイッチ代わりに半固定 ボリューム100kΩを挟みましたが、最初は冷えるのですが直ぐ電池が暑くなります。 ペルチェ素子の放熱側にはヒートシンクが耐熱テープで止めてありますが ヒートシンクはそれほど熱くありません。理由と対処方法(9v電池で昇圧はしないで)を教えていただきたいのですが、宜しくお願いします
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9Vの電池って006P積層電池ですか? それじゃまったく電力が足りませんよ。それから半固定抵抗器で直接電力をコントロールってのも無理ですね。 12V6Aの素子でしたら9Vでも4.5Aの電流が流れる計算ですから、それ以上の容量を持った電源が必要です。ご使用の電池では200mAhから容量の大きなものでも400mAh程度の容量しか持っていませんので、容量がまったく足りません。また、半固定抵抗器もそのような大きな電流を扱うことはできません。通常のものは1/8W~1/4W程度の電力しか扱えませんし、100KΩという抵抗値もどう考えても大きすぎますね。 単純計算で消費電力は12V時に72Wですし、素子自体の電気抵抗も2Ω程度すから、100KΩなんて大きな抵抗値では直接電流をコントロールするのは無理でしょう。 電力のコントロールをするのであれば9Vでは最低でも5A程度取れる可変型の電源装置が必要ですね。乾電池などではむりですね。電池なら鉛バッテリーや高容量のNi-MH電池が必要でしょう。 ペルチェ素子は電流・電圧特性から見ると単純な抵抗に近似していますので、それを頭において電源を考えないとまともに動作しません。また、吸熱を行うと吸熱した分+抵抗として発生するジュール熱の分の発熱がありますので、十分な放熱をしないと、素子自体が熱により破損します。また、シールタイプでないものを使う場合は、素子内部に結露を起こさない工夫も必要です。