ずいぶん難しい話をされますが、不倫だって恋愛ですよ。
セフレとは違うのです、希に体目当てなこともあるでしょうが、基本は真剣ですよ。
だから結末は悲しいのです。愛しているのに別れないといけないから。
「奧さんと離婚することでしか本気とは言えないのでしょうが」?
ふざけた事を言っちゃいけません。
たとえ、旦那が遅くなったら大口を開けて寝ていようが、
平気で旦那の悪口を陰で言っていようが、
娘と結託して、口も聞かなくなっていようが、
隠れてコソコソと自分の欲しいモノを買いあさっていようが、
ろくに炊事、洗濯もして無かろうが、
何か言うと、すぐふて腐れて、もう何年も笑顔らしい笑顔も見せたことが無かろうが、
大切な時を共有した、大切な子供達の母親でもあるカミさんと、何で別れないといけないんです?
たまたま出会った順番が違うだけでしょう?
生まれた年が違っただけでしょう?
先に出会った、もう愛情のカケラも見せてくれないカミさんとは別れなければいけませんか?
まだ好きでいちゃいけませんか?
後に出会った、大好きな彼女とは、どんなに愛し合っても「不倫=真剣じゃない」としか扱ってもらえませんか?
人が、一人の相手しか愛せないとしたら、随分悲しい世の中です。
たとえ、会う度に体を求めることしか出来なかろうが、
少ない小遣いの中で、おもちゃのようなプレゼントしかあげることが出来なかろうが、
家族にお金を持って帰るための、自分の体の具合も無視した忙しい仕事の中で、頭の中でしか彼女の事を思う時間が無かろうが、
彼女の事を思う気持ちは、誰にも負けません。
回数や頻度などで、判断してほしくありません。
真剣なのは、会っているときの態度を見ていれば分かるはずです。
わざわざ危ない思いまでして会っている不倫相手に、本気じゃないと思う方がどうかしています。
そんなんじゃ、別れた後に、家の風呂場で声を殺して「別れたくなかった」と泣いている男の姿が浮かばれません。
すみません、取り乱してしまって。
まあ、ウチのカミさんは、まだ私のことが好きだって言ってくれますが、
カミさんのことも、仕事を辞めて田舎に帰るときに別れた(最後に渡そうと思った臭い袋を今でも捨てきれずにいる)彼女も、就職で遠くに行くので最後にもう一度だけ会ってと言ってくれた彼女も、夜のお店でお金を払って1時間しか一緒に居られない彼女も、みんな大好きです。
「真剣なら、彼女の事を一番に思うはず」?
高尚だけど、随分情熱に乏しい、綺麗ごとの愛ですね。
でも、彼女も真剣なら、結婚できずとも出来るだけ一緒の時間を作ってあげるのも優しさじゃないですか?
愛情って、もっとどうしようもないくらいドロドロとしたものです。
切ない想いをいつまでも引き摺る、もの悲しいものです。
たとえ誰に何にも言えなくても、ふと思い出す悲しいものです。
セフレにだって、時には愛情が芽生えます。
相手も人間だってことを忘れちゃいけません。
お礼
ほんとそうですね。 ありがとうございました!!