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台風の影響で成田発沖縄行の航空便が欠航になる理由とは?
- 台風の影響で成田発沖縄行の航空便が欠航になる理由について説明します。
- 欠航する便としない便の違いや、ANAが運航を継続する理由について考察します。
- 那覇空港には多くの飛行機が着陸していたのに、成田発の便が欠航となった理由を考えます。
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他の方が書いているように、使う飛行機の種類による離着陸可能条件の差、LCCの場合機材が沖縄に缶詰になるリスクの回避(現に、今日26日は那覇空港発着便は終日運休ですし、着陸できても離陸時に天候が悪化したらそのまま足止めです)、さらにもう一つあるとすれば代替空港の問題もあるでしょう。 昨日運休になったJALの沖縄着は22:05です。これがもし那覇に降りられないとなるとどこか別の空港に行くことになりますが、この時間で使える空港となると近くて北九州、せいぜい関空・中部くらいです。でもそこまで飛んでいく時間も考えると到着空港に係員を配置するのも大変なわけで。 ANAの方は定時が那覇20:45なので、最悪すぐに福岡に向かえばかろうじて22時の門限に滑り込めるか、多少の「門限破り」ですみますし、この時間ならまだ福岡空港の係員を足止めすることで到着後の対応もできます。(ある程度那覇で降りられる見通しがあったからこその判断でしょうが) 結局、条件がいろいろそろわないと「とりあえず飛ばしてみる」という判断はできないわけで、単に航空会社の能力ややる気だけでもないということです。
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- FEX2053
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更にもう一丁。 着陸した後、あれだけ大きい台風だと、空港に置きっぱなしだと ひっくり返ったりします。建屋の中に退避できればいいんですが そういう施設を航空会社もってるかどうか。 当然、翌日は空港は終日閉鎖になります。機材は沖縄で丸一日 缶詰になるわけで、「丸一日飛行機を使わないでも、他の路線の 運行に支障が出ないほど機材に余裕のある会社」でないと、翌日 「台風とは関係ないのに欠航」になっちゃいますからね。思い切って 沖縄に飛ばすことなんてできないですよ。 要は「空港に着陸できるか」だけが判断材料じゃない、その夜と 翌日をどうするか・・・も判断材料に入ってる、ってことです。
お礼
丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。 何も知らない私は、欠航になった便のことにしか考えが及びませんが、 航空会社は、様々なことについて考慮する必要があるということですね。 自分の視野の狭さを露呈してしまい、恥ずかしい限りです。 また、飛行機もひっくり返ることがあるとは知りませんでした。驚きです。
皆さんが言うとおり、機材繰りの問題がひとつ。 あとは経済的な理由。乗客が少ないのに無理して飛ばさない(台風という理由があれば)
お礼
ご回答いただき、誠にありがとうございます。 台風によって様々なリスクが生じている状況の中では、 経済的な観点からも飛ばすメリットが減少するということですね。 よく分かりました。
- ultraCS
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機材やスタッフの融通能力、予備能力の差でしょうね。 問題は沖縄側の状況ですから、飛ばして戻って来れないとなると、その後、その機材の関係するフライトのスケジュールを全て組み直さなければなりません。 機材に余裕があれば、その辺の編成も大幅に楽になるので飛ばすことが出来ると言うことです。 逆に機材の綱渡り運用をしているLCCだとフライトをキャンセルせざるを得ないというわけです。
お礼
分かりやすいご回答をいただき、誠にありがとうございます。 ギリギリの機材でやりくりしているLCCは、確実に帰って来られる状態でないと 行かせられないということですね。 LCCが欠航してANAが欠航しなかった訳がよく分かりました。
- f-uga
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多分ですが、航空会社ごとに使用している機体の性能に違いがあり、 A社の航空機は、悪天候でもさほど問題なく、安全を確保できるが、 B社の航空機は、悪天候時で性能が大きく劣ってしまい、安全上問題ある。 「機体の性能の違い」 とかではないでしょうかね。
お礼
質問直後にご回答いただき、誠にありがとうございました。
お礼
丁寧なご回答をいただき、誠にありがとうございます。 ANAと同様、機材に余裕があるであろう、JALが欠航したことに対して 考えられる理由についてもよく分かりました。 JAL、ANAそれぞれの便の時間も調べていただいた上で 回答していただき、大変恐縮です。 ベストアンサーに選ばせていただきました。