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滑らかな色々な再生を楽しめるHDレコーダーは

ビデオテープ時代には2倍速や逆再生、色んな速度のスローなどスムーズな再生として楽しめるジョグダイヤル付デッキなどが結構市販されていました。 しかしHDレコーダーに変わってから何番組同時録画可能とかただ撮った物を高画質に再生するだけのような物ばかりになってしまったように思います。 色々な再生を楽しめる機器が無くなってしまったように思うのですが、ビデオ時代の様にコマ送り状態の早送りではなくスムーズな早送りや逆再生などが可能な機器は無いですか? それらを実現するためには、もう民生用機器出なければ実現しないでしょうか。 何か方法があれば教えて下さい。

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  • noct_nik
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回答No.1

その昔、ビクターなんかはTIME SCANなるノイズレススロー再生可能なデッキがありましたね。私も使っていました。 ただ、そういった機能を一体どれくらいの人が活用していたか? 恐らく使用頻度は少なかったのではないでしょうか。 多機能にして付加価値を付けるというのが日本の家電のお得意分野でしたが、今はそれよりもいかに安くするかに重点が移っています。 ジョグダイヤルも、逆にビデオデッキ時代より編集がしやすくなったHDDレコーダーだからこそ欲しいものですが、あのジョグダイヤルもビデオデッキ時代はほとんどの人が使用しなかったためか、コストダウンのために消えてしまいました。 HDDレコーダーでも、1.5倍速再生程度なら、ある程度滑らかに再生できます。 ただ、アナログ時代と違い、デジタル動画データは、圧縮処理されたものを復調し、さらにさまざまな画像処理を施して再生している関係上、滑らかに逆再生する、滑らかに倍速再生するというのが処理の問題で難しいかと思います。 アナログテープのように単純にスピードを変えればよいわけではありません。 もちろん、そうした画像処理エンジンにお金をかければできることとは思いますが、使用頻度の低いものに対してコストをかけないのが現在の家電です

ponsuke_21
質問者

お礼

確かに今は低価格、高画質優先なのでしょう。 楽しく再生したい数すくない括りだったようです。

その他の回答 (1)

  • tama80ji
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回答No.2

>ジョグダイヤル付デッキ この時代の編集はデッキtoデッキのダビングで、変則再生を反映させるにはマスター(送り側)で変則再生をさせる必要がありました。 が、DV登場以降デッキtoデッキの編集方法ではなく、PCによるノンリニア編集となりました。 今でもプロ、業務用ノンリニア編集の現場ではマウスのようなジョグシャトルの機器もありますし、民生用PC向け再生ソフトや編集ソフトにシャトル機能があるものもあります。 PCでの編集はソフトウェア処理で変則再生を編集後の作品に反映させるのも容易です。 民生用の機器からジョグシャトルが無くなったのは、使ってみれば非常に便利な機能なのですが、使わない人の方が多いのが製品同梱のアンケートハガキ等のリサーチから判明し、折しもバブル崩壊から経費削減、コスト低減、デフレによる製品の低価格化を求められたことに起因します。 ジョグシャトル装備の高級機は出だしは売れ行き好調なのですが、富裕層、マニア層の購入が一巡すると、途端に全く売れなくなり不良在庫と化することが多く、かと言って高級機なのでディスカウントもできない悪循環があり、そこにバブル崩壊とデフレが重なり、それまでのアナログビデオとは異なるDVやDVDの登場もあってこれらの機能は民生機から無くなりました。 アナログビデオとデジタルビデオ、DVDは記録方式が全く異なる面もあります。 アナログビデオは媒体→NTSC信号に変換して出力だけでしたが、デジタルは媒体→デコード(特定の方式に圧縮されたデータを圧縮とは逆の工程で復調する)→NTSC信号との処理工程となり、このデコード部分にはメモリ上での合成も含まれます。 DVに関しては1フレーム内での圧縮方式です。この面ではアナログビデオに近いのですが、低圧縮なためにデータ容量が膨大となります。 テープ自体は大容量なのですが、その時点ではHDDやDRAMもまだ高価で民生用機器に手軽に導入するにはハードルが高い部品でした。 DVDの基幹となったMPEG2は15フレーム相関の圧縮方式でDV方式よりも高圧縮で容量を抑えられる利点があります。最初Iフレームこそフレーム内での圧縮ですが、B、Pに関しては差分のみ圧縮となります。B、Pは解りやすく言えば、アニメの口パクや目パチのようなもので、動いている部分のみ記録します。 DVDプレイヤー登場時はソニーが民生用機にBフレームも参照しての特殊再生機能を導入するまでは、どのメーカーも販売価格を抑えるため(DRAMが高かったのでメインメモリ搭載量を抑えていた)、特殊再生は全てIフレームのみでしたので15フレームの内の最初1フレームのみ表示の間欠でした。今でも高速サーチはIフレームのみの表示です。 変則再生の画質向上はコレ以降ほとんどありません。むしろコスト低減のためと、特殊再生は余り使用しない機能に含まれるために省かれる傾向があります。 デジタル記録方式はデッキtoデッキの編集ではなくPC上での編集が前提のフォーマットですので、細かく編集したいのならばPCで、レコーダーはTV録画用、簡易編集で十分、プレイヤーはそれこそ再生に専念との住み分けがなされました。 HDDやDRAMは低価格化が進行しましたが、部材1点1点にコストダウンが要求される現在では、使用頻度の低い特殊再生用に大容量のDRAMを搭載する意味合いがありません。 一般的に使用頻度の低いジョグシャトルが入り込む余裕は単体民生用機器にはありません。