・小遣いに余裕があるなら,大きな文房具屋で「スクラップブック」という専用の冊子を買います。B4判くらいで,茶色の無地の紙を冊子にしただけのものです。お金がないなら,ふつうのノートでもいいでしょう。プリンタ用紙に貼って,あとでホチキスでとじて表紙をつけてもいいです。
・あるテーマ,たとえば「環境問題」にそって,新聞記事を選んで切り抜きます。お父さんが「まだ読んでないのに,穴だらけだ!」と怒るかもしれませんので,1週間ぶんまとめてのほうが効率もいいでしょう。しかし,お母さんには,「スクラップ課題があるので,包み紙にしたり,古紙回収に出したりしないで」と頼んでおかなければなりません。
・切り抜くには,カッターナイフが便利です。新聞記事は何段にもわたって続き,きちんと長方形にもなりません。バラバラの切片になることもありますので,どれとどれが続きなのかがわかるうちに,スクラップブックに貼るほうがいいです。
・もし切り抜きたい記事が裏表に重なっていたりしたら,片方のコピーをとることになります。スクラップブックよりも広い面積になってしまうときは,折りたたんで貼るか,適当に分割して複数枚にします(こちらのほうが面倒)。
・日付は新聞紙の上にしか書かれていませんので,スクラップごとに「2012.08.03」のようにメモしていきます。「これ何日だったかな?」では,資料としての価値が低くなります。
・糊はスティック糊(口紅型の固形糊)がいいでしょう。糊をぬるときの下敷きは,使わない新聞紙面を使えばいいです。
・たぶん,「貼って終わり」ではなく,「まとめレポート」もつけるんじゃないですか。全部を読み通して,「こんな現象・動向が社会にあるという分析」とか,「自分の感想」などをまとめましょう。
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