1は前者がDVD-Rと-RWメディアの読み書きに対応します。後者はこれに加えDVD+Rと+RWも読み書きできます。いわゆる4種類のDVDメディアが読み書きできるのが後者でスーパーコンボドライブとなります。前者はDVD-Rと-RWのみにCD-RとRWの書き込みをサポートするだけです。
また、前者はCD書き込みが16倍速、CD-RW8倍速までですが、後者は40倍速、24倍速書き込みに対応します。ちなみに、前者は既に製造終了品ですので、現在市場に出回っている製品以外の追加生産は行われません。
どちらを買うかというなら既に後者に決定です。
まあ、もっと安くてDVDスーパーマルチドライブ(全規格のDVDメディアの読み書きに対応する、日立LGデータストレージ製、GSA-4040B及びGSA-4081B)もありますけどね。これらは、1万3千円程度で買え、全てのDVD規格の読み書きができます。お好みなら探してみると良いかも・・・
2は、後者です。同じ値段なら前者を選ぶ理由は見あたりません。ただ、問題は後者でも近いうちに型落ちになる可能性が高い点ですね。NECやパイオニアが±R/RWドライブで8倍速対応品を登場させ、同じく日立LGがスーパーマルチの最速品を2月より登場させますので、あと一ヶ月もすれば8倍速ドライブがこの価格帯まで安くなってくるでしょう。また、もう一つ言えば現在のDVDレコーダーは2層メディア(8,5GB)の書き込みをサポートしませんが、今年の後半(8月以降)にソニーとパイオニアがDVD+RとDVD-Rで2層の書き込みに対応したドライブの出荷を予定しています。このようなドライブを買った方が良いかもしれません。
3はRecordableの略となるレコーダブルメディア(DVD-R・DVD+R)であればライトワンスです。一度だけの書き込みに対応します。
RWやRAMなどと付くメディアがReWritable(リライタブル)で書き換え可能なメディアとなります。そのため、DVD-R/RWドライブもしくはDVD±R/RWと書かれていればDVD-RとDVD-RW及びDVD+RとDVD+RWをサポートしているという意味ですので対応します。
4は明らかにCPUのスペック不足です。動画のエンコードなどを行いDVDに記録する映像を扱うには明らかにスペックが足りません。また、Windows98がSecondEditionでなければ、DVD/CDライティングソフトが使えない可能性があります。このスペックであればドライブを追加で付けるよりパソコンそのものを買い換えるか組み直した方が良いと思いますよ。最低でもDVDの映像を作る場合は1GHzオーバーのプロセッサが必要です。動画をストレスなくDVDに準拠したMPEG2に高画質でエンコード(変換)するには、2GHzオーバーのプロセッサを搭載したPCが良いです。(例えハードウェアエンコーダを持っていても1GHzはないとオーサリングなどに途方もない時間がかかり泣きますよ)
5は既に述べたように日立LGのGSA-4040BやGSA-4081Bですね。今出回っているのであれば、この2機種が良いです。これらのスペックは
40Bが
DVD-Rと+Rが4倍速書き込み
DVD-RW2倍速
DVD+RW2,4倍速
DVD-RAM3倍速
CD-R24倍速
CD-RW16倍速となり、
81Bが
DVD+R8倍速、-Rと+RW4倍速
RW2倍速
RAM4倍速となります。(CDは上と同一)
さらに2月に登場する日立LGのスーパマルチ(GSA-4082B)は
DVD+RとDVD-Rが8倍速
DVD+RWとDVD-RWが4倍速
DVD-RAMが3倍速となり最強の速度になります。
お礼
私のような素人にも解りやすく説明頂きありがとうございます。本当に参考になりました。今後共々宜しくお願い致します。