天安沈没 不注意運転での右スクリュー変形が始まりでは
天安沈没 不注意運転での右スクリュー変形が始まりでは
A,Bの資料他の検討結果、次に記すような経過ではないかと考えられます。
造船軍備等に関しては一般の常識程度の知識しかありませんので、皆様に内容を検討頂き、問題点、別の考え方等が有りましたらご指摘をお願いします。
資料
A: チョンアンハム切断面公開
http://www.youtube.com/watch?v=90EfJ-OUWTY
B: 韓国:[国防部提供]天安艦沈没事件調査結果
http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2010/1274508802986Staff/view
C: 哨戒艦沈没 合同調査団の報告書全文 日経
D: クリントン長官への手紙 爆発はなかった 魚雷もなかった
http://www.anatakara.com/petition/no-explosion-no-torpedo.html
E: http://okwave.jp/qa/q5958839.html #2,7-10
事故の流れ
1 不注意運転による砂地浅瀬との接触による右スクリュー前方への変形
A:2:45-51, 2:52-54 (資料A: 2分45秒から51秒迄...)
前進航行中の事故
船尾近くの船員には異常が感じられた可能性はあるが、
ブリッジの操舵手はすぐには気付かず航行続行したものと考えられる。
2 右方向に曲がってしまう等の不正航行発生
3 後続他艦艇との右舷側面小衝突、V字型衝突跡発生
A:6:08-15
航行速度低下、右側への航路逸脱
浅瀬、岩礁等が多い海域で、後続艦は十分な衝突回避動作が出来なかった。
4 航行再開、不正航行
5 航行途中右舷側に潜水艦衝突
A:3:30, B:12 いずれも右スクリューの推力不足、船体右回りを防ぐ為、
舵は船体に左回りの旋回力を与えるように先端を左に向けている。
必死に航路を正常に保とうと(しながら低速航行?)していたことが読み取れる。
(半浮上?)潜水艦(の可能性大)との衝突は、
右スクリューが正常であれば発生しなかったと考えられる。
6 船体3分断沈没
装備重視、速度重視等もあり、衝突に対する強度等は余り考慮されていなかった?
"天安 痩せ馬" 説
その他
7 座礁は無いと考えられる
A:0:15-24 ソナードームの変形なし
A:3:37-46, B:12(c) Bow Breakplane
フィンスタビライザ(舵)破損小、船体と直角直立状態
船底に座礁を示す明確な傷跡は無いようである。
8. 船首、船尾部分については魚雷爆発の影響は殆ど認められない。
9. タービン室部分も衝突後の船体破断時の影響と考えられる
9a 隔壁等に飛来物体による損傷が認められる
B:11 Stern Breakplane, B:12 Bow Breakplane
魚雷爆発で無くても船体破断時の傷として十分説明出来る範囲
9b B:33,34 40mm, 76mm Magazine の凹み
air tight Magazine boxが30-40m海底での水圧により凹んだものと考えられる。
B:12, A:4:00等の舵?の凹みについても同様
10. 船首、船尾、タービン室等の破断面が対応しているかは要確認
タービン室損傷大
海底着床、海流による移動、船体引上げ等の影響が考えられる
11. 右スクリュー変形についての検討
前進航行中のスクリューは水を後方に押しやり前進推力を得ている。
その反力として後より前への力を受けている。
浅瀬接触時には砂(砂礫)で表面が磨かれ、先端は船首側に曲げられる。
前進中の接触時表面は船尾側の方が船首側よりも砂に強く当り磨かれているはずである。
右は5枚とも砂にかなり接触したと考えられる。
左は船底に近い一番上は少し捩れ、変形が認められる。
全速後退時には反対にスクリュー先端等で船体を後に引寄せようとする力が働き、船尾側に変形しているはずである。
スクリューが停止状態、或いは後退推力を発揮していない状態で船体が後退した場合には、先端が船首側に曲る事は考えられる。
12. 魚雷スクリュー、爆薬成分等について
これらは偽装されている可能性が高く証拠としての価値は殆ど無いと考えられる。
B:5,6の魚雷には、海底からの引上げ直後のはずなのに、セロテープ?でアルミ箔(紙?)が貼り付けられている。
これらの結果は関係先にメール他で連絡する予定です。