illustrator cs3で イラストを立体に

質問

初心者です。
illustrator cs3で３Ｄが作れると読みました。

球など、軸を中心に回転させればいい図形は作成の仕方が載ってましたが
例えば、犬がお座りしてる姿を立体的にしたい場合。
前姿・横姿・後ろ姿
が違うこういうイラストを３Ｄにするにはどうしたらいいのでしょう？

説明が下手なのでわかりにくいかと思いますが
同じ犬が前を向いていたり後ろを向いていたりと
あちこちに登場するので
１つ３Ｄを作っておいて、それをコピー・回転・修正して使えないか、と思ったのですが。

横姿を押し出しべベルのようにしてから
凹凸を出して顔を作って尻尾を作って・・・・と地道に描き足していく方法しかありませんか？

できれば出来あがった３Ｄをワイヤーフレーム状態で使いたいです。

回答No.1

k-ren · ベストアンサー

ちょっと長文で説明します。

illustratorは使ってないので詳しい事は判りませんが、探って調べた事で自分なりの考えを。

illustratorの3D化は、線対象、点対称からなる数値でできるものです。中心の軸を基準に計算され図形を描いています。でも、そのお座りしたイヌは、どうみても線対象、点対称となる所はありません。せいぜい左右対称って所ですよね。
ちょっと口では説明しにくいのですが、内部処理的に説明すれば、illustratorは原点は2Dツールです。なので、描画に3D計算は入っていません。illustratorの3D化は、元々情報のない数値を、そのソフト側の方で予測して計算し、数値を持たせて再現しているわけです。
明確な基準を持たせた線対象、点対称の軸があるからこそ、何とかそれを基準にして3Dの計算を予測できるわけです。
なので、そのお座りしたイヌのような、複雑な形に3次元的数値を持たせる事は無理なんです。確実に言えるといえば、このような事です。
ただ、illustratorを使った事がないので、どのくらいの事まで出来るのかは触った事のない自分の憶測だけではそのソフトは計り知れないのですが、そのイヌを複数のパーツに分割した考えで描いていけば（例えば鼻、目は丸、足、尻尾は棒というふうに。つまり線対象、点対称計算済みパーツを組み合わせていく）できるかもしれません。
ただそれをやって作り上げ、合成して、一つの「イヌ」として表現するには、線対象なり点対称なり、その各部品の軸になる所を「イヌとして使う為の、大きな一本の軸」に、せめてでも合わせなければ、向きを変えたりした時にイヌとしての形は保つ事はできません。でもそれはイヌの形からすれば不可能な事ですので、やはり無理なのかと。

ところで、LightWaveなどのポリゴン3Dツールは、原点から3Dですので、描画に3D計算を持たせて描画しています。こちらは描く側が計算しているようなものです。（つまり描画している事。モデリングを作っていく事）なので、ソフト側がそれに応じて計算を算出できるわけです。
illustratorでCoroQさんの仰る事が出来てしまうなら、3Dポリゴンツールはいらなくなってしまいますw　なので、それをやるなら3Dツールでイヌのモデリングをしてしまった方が早いですね。。。
モデリングデータができてしまえば、例えば「イラストスタジオ」という絵描きツールがあるのですが、それにモデリングした3Dデータを内部数値ごと読み込める機能があるので、それに読み込ませ、方向を変えたりして2D化する事ができます。ワイヤーフレーム表示もできます。

という事で、自分の考えでは、illustratorでは自分の判っている範囲での理屈からすれば無理だと思います。

お礼

ありがとうございます。

やっぱり無理でしたが・・・
まだ初心者だからだとは思いますが
illustratorは、できない事がおおいなぁ、と感じる事も。

基本的に絵心がなく、何度も、あらゆる角度からの犬の絵を描くのが困難でして（苦笑）
下絵になりそうな画像を検索して、トレースしようと思います。
詳しい説明ありがとうございました。理解できました。

回答No.2

k-ren

＞illustratorは、できない事がおおいなぁ、と感じる事も。

イラレは、パースを利用した、例えば建物やロボット、あとはロゴとかの、何て言えばいいか、そこまで複雑な曲線を利用していないというか、まあいわゆるそういうものを描くのに特化しています。空間演出に向いているというのかな？
なので、利用方法によっては、全然使いづらい、不便を感じる事が多いわけです。パースを駆使してナンボ、って所です。
一応普通にCG描く事はできるらしいですが、他のグラフィックツールに比べると、そういう方向では使いにくいそうです。
Photoshopも、あれもその名の通り、写真加工に特化したソフトですので、純粋に絵描きにはちょっと使いづらいです。絵描きソフトでは有名といいますが、本質は写真加工ソフト。自分からすれば使いづらいこのうえないって感じですw
なので、他の軽いツール、よくあるパターンは「SAI」というソフトとPhotoshopの組み合わせなど、こういう使い方をする人は多いです。
線画はSAI、色塗りからPhotoshopってな感じで。
そもそもアドビ製品に、純粋にCG描き向けソフトはないと思います。多分勘違いしている人も多いとは思います。まあそれでも描けない事ではないのでそんな気にしていないかもしれませんが。。。

なので、できない事が多いと思うのは当然なのかもしれません。

お礼

お礼が遅くなりすみません。
再度ありがとうございます。

イラレとフォトショップも、
「できる事」が半分くらい被っている割には
微妙に「こっちではコレはできないのか・・・」という事も多く
しょっちゅう混乱してます。

今回はとりあえず、あらゆる角度から見た犬の姿は
水彩画風にゴニョゴニョ、と誤魔化しました（笑）

今後の使用頻度を考慮して、また別のソフトも検討したいと思います。
ありがとうございました。