イタコは霊視で補っているわけじゃありません。周囲のことに気を奪われないから集中しやすいと言うだけです。
人が霊視できるには三つの要因があります。
一つは元々持っていた霊能が高まったもの。動物は元々霊能があります。人間は知力と引き換えに霊能が退化しました。しかし時折先祖返りで高まっている人が出てきます。
二つ目は高級霊による指導です。これは必ずしも徳が高いとか言うものではありません。人に霊力は必要でしょうか?退化しつつあるものが必要であるはずありません。それを与えられると言うことは課題が多いと言うことなんです。
つまり、自分の人生だけでは足らず、ヒトの人生だけでなく霊の世界の人の人生まで見せられて修行しなければ合格点にならないほど課題がある人物と言うことになります。従ってこの人が真面目に修行すれば上にあげれますけどサボれば留年(この世に転生)下手をすると降格と言う事だってありえるわけですが・・、その人がなぜそれほど課題を背負って産まれたかを考えれば、上がるのが容易か堕ちるのが容易か想像できますよね。しかし、中には真にこの世において既に菩薩行を行うために降りた人も居ます。この人は既に昇進が決定されています。が、あくまでも人間ですから慾に負けてしまえば降格してしまいます。
つまり霊能者は常に謙虚でなければならないと言うことです。
三つ目は逆に低級霊や邪霊によるものです。このような霊能者が実際に身近に居ましたが、その末路は実に悲惨でした。まさにイザナギが黄泉の国のイザナミを見た状況と言えばいいでしょうか。
でも生きている間、邪霊はみずからを高級霊と称していましたから、実に恐ろしいものです。
と言うことで大小4区分のうちまともなのは一つだけ。つまり「私霊感じゃないですかぁ」なんて言っている人の75%は先祖返りか、落第ギリギリか、邪霊の餌食と言うことです。
麻薬を使うとトランス状態になりますが、当然高級霊の指導は受けられません。高級霊による指導は望んで得るものではなく、与えられるものだからです。そして二つ目の要因はいずれも拒絶しても出来るものではありません。
自ら望んで霊力を得るのはほとんど三つ目です。
一つ目の要因であっても「私霊感があるの」なんて言ってるとそれは自分で望んだことになり、邪霊が憑くきっかけにもなります。
お礼
ありがとうございます。分かりやすいです。 神と悪魔の定義は分かりませんが、人格が高くても 下層幽界に落ちる人は、何かに捕らわれて人の道を 外すという事ですかね。