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クラシック曲の楽曲分析、所謂「アナリーゼ」
楽曲分析というのはどうやったらいいのでしょうか? 僕はクラシックの曲と向き合う時、ソナタ形式ならば、 どこからどこまでが第一主題で何調、第二主題は何調、 ここからが展開部で第一主題、第二主題の動機がこう組み立てられ展開されていて 再現部はここから、コーダはここから、、、 ぐらいは解るんですが、多分これでは不充分なんですよね? 趣味でですがクラシックの作曲を取り組もうと思っています。 趣味とは言え、完成度は出来る限り高いものを目指しています。 いったいどうすれば「楽曲分析」した事になるんでしょうか?
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アナリーゼには色んなアプローチの仕方がありますので、「どうすれば分析したことになるか」というのは答えようがありません。 恐らく質問者さまは、まだ専門性の高い理論的な部分の学習が不足していると思います。だから、「どういう方法で分析すべきか」悩むのです。 楽式の基礎的な内容だけ知っていても、作曲はもちろん、アナリーゼにも不足です。 和声学、対位法、楽式論、管弦楽法等々を順番に勉強してください。 これらの理論をマスターすれば、「どういう分析をしたらいいか」というような疑問は自ずと解消されるはずです。 楽式面からのみ見れば質問文にあるような見方でいいでしょうが、他にも和声の扱われ方や対位法で用いられている技術、管弦楽曲であればオーケストレーションの特長等、いろいろな視点があります。 現実には、これらを組み合わせて作曲技法上の創意工夫を見ていきます。 いずれにせよ、将来的に作曲を志すのであれば、アナリーゼはもちろん大事ですが、その前に音楽理論の勉強をすべきです。そもそも、理論的な知識の裏づけがなければ、正確で有意義なアナリーゼは出来ません。