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BRレコーダー全盛時期は、この後、短いのか?
その昔、DVDレコーダーが発売されてから、BRレコーダーの発売迄に至る期間は、そんなに長い期間を費やしませんでした。 ということは、BRレコーダーが主流である期間も、DVDレコーダー主流期間のように、さほど長い期間ではなく、近い将来、次世代機器にその座を譲っていくであろうと見込むことが妥当だと思われますか。 DVDレコーダーが一線にいた時期期間は、初めに思ったよりも随分短かったという印象を抱きましたので、BRレコーダーももしかすると同様の末路を辿る可能性も考えられるのではないかと思い、この質問をしました。 皆様のご見解を下さい。
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- parts
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DVDが登場したのは、1996年、VHSが1976年です。VHSは、暫くβとの戦いがありましたから、実際に最も普及したのは、DVDが出る前後の計8年ほどです。BDは、最初の世代が2003年に投入されています。 DVDが普及を始めたのは、1999年頃、ゲーム機で採用されたことで爆発的にヒットし、その後3年ほどで書き込み規格が広がったことで、2003年~2008年頃まで主力でした。レコーダーは99年~2000年頃に最初の商品が出ています。 DVDのレコーダー普及を始めた頃には、既にBDレコーダー(第一世代の殻付きが)登場していたということになります。BDが登場するまでが第一線ならば、4年ほどしかありません。 即ち質問者様の仰るとおりです。まあ、ただ多くの人は、2003年に発売されたBDZ-S77のことを知りもしないと思いますが・・・何せ、このレコーダーは、今のBDとは異なるフォーマットを用いたディスクでしたからね。 それを知っていれば、DVDの歴史がそうそう長くならないことは、分かることだったのです。 BDの次の世代は、現在一般向け開発が行われていません。まあ、実際には行われてはいるが、ブレークスルーが見つからないこと、商用ベースでの利益が出にくいことから、商品化の目処が立っていないのです。 研究成果として、商品化するには、かなり採算ラインが苦しいのです。 何故か?BDは既に青色レーザーで波長が405nmに達しています。これより、波長を短くするとultraviolet領域に入ります。即ち、紫外線です。紫外線は、光としてはかなり強い力を持っているため、実用の光学メディアに使うには不向きです。そのため、光の波長を変えての、大容量化が難しく、しかもそれを使うとなるとコストも高くなります。 そして、何よりDVDまでは伸びていたディスク媒体の売上が、このところ下がってきているという問題があります。即ち、生ディスクを作れば作るほど赤字になるという状況も生まれつつあるのです。 そのため、次の世代向けの技術は研究開発は行われていますが、積極的に市場投入される見込みは下がっています。 今後も、予定は未定のままかもしれません。これは、ハードディスクやUSBメモリなど別の媒体が普及したこと。SDカードなどの媒体や携帯電話もその代名詞となります。 これらでは、携帯性を求められますから12cmメディアである必要はないのです。 しかも、デジタル時代ですから、アーカイブ目的でなければBDに収めてという人は少なくなります。 日本人は比較的、個人でアーカイブをして収集する癖を持つ人が多いですから、BDが売れますが、海外では、インターネットの普及によって、減少傾向にあります。 よって、現状のままブレークスルーがなければ、BDは最後の12cmディスク媒体になるとされています。これは、2000年代の初め頃から言われていたことなのですが、光学技術をこれまでと同じにすると、理論上このBDの容量を超えることはできず、後は多層化するぐらいしか逃げ道はないのです。 もし、容量の壁を12cm媒体で超えるなら、ホログラフィックディスク技術によって、三次元の結晶メディアにデータを記録する手法が必要になります。この場合は、三次元の軸をアシストする機能が必要になり、ピックアップが一つでは足りないか、または光学系をアシストする技術が必要になります。そして、今までの凹凸を使った記録ではなくなります。即ち、根本的に記録が見直されるのです。 そう考えると、BDは最後の光学デバイスです。 この後に待っている媒体があるなら、価格と容量を求め、デジタルアーカイブのみをさせるなら、もしかしたらテープかもしれません。 LTO-5は、既に一巻で1.5TB(圧縮無し)に突入していますしね。これからは、サーバのバックアップに使うという形になるかもしれませんから、そう考えると、BDにチマチマバックアップすること自体が、手間であり、容量も速度も遅すぎます。 だから、LTOのようにカートリッジタイプのテープメディアを使い、毎秒100MB/sを超える速度でささっとバックアップし、ディスクが壊れたときに戻すぐらいの方が、使い勝手はよくなります。 そもそも、アーカイブならパッケージである必要もないですからね。 尚、LTOは着実に進化を続けており、少し遅れはありますが、近い将来非圧縮で3GB越え、そして圧縮すれば8GBに達するLTO-6が投入されます。 という形になるでしょう。 まあ、まだ先の話でしょうけど、パッケージ媒体や放送の録画(1番組1ディスクなどでの保存)に関してはBDで十分完成したと思った方がよいと思いますよ。
- OKWavex
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かわりがでればBDもすたれるでしょう ただしBDに代わる記録媒体として開発されたホログラフィ記録媒体はまだ市販・実用化されていませんのでしばらくはBD多層化による容量拡張が続くでしょう なお現状はデジタル放送のコピー制限の不便さが障壁となってDVD録画はビデオデッキほど普及しませんでしたしTV搭載のHDD録画が普及したためDVDにかわるBD録画が主流というわけでもありません
お礼
DVDもBDもHDDも完璧な記憶とはいかないかもしれませんね。 劣化や故障からは逃げられません。 SD等のシリコンメモリ系が駆動部も無く読み書きもできて小さくて良いのかなとも思います。 でも速さと容量が付いてこないといけませんね。 DVDももっと長く続くと思っていたんですが、今の現状はそれが覆っています。 BDもやはり不安定記録メディアには変わりありませんからどこまで続くことやらと思います。
- noct_nik
- ベストアンサー率50% (604/1206)
んー個人的には結構かかったと思っています。仮にアナログ放送がなくなっていなければ、今より普及していなかったと思います。 既に現行のBD(BRとは言いません、BDです)を超える容量のディスクは開発されています。 が、時代はネット配信など、12cm光学ディスクを使わないものも出始めています。どうなるかは分かりませんね。 テレビ側はすでに4k2kのパネル解像度を持つテレビも市販が始まりましたが、これに対応した放送やメディアが出るのはもうちょっと先でしょう。それらの動向次第ともいえます。 ただ、DVDのソフトはすでに大量に出回っていますし、BDもまだこれからといったところなので、これらが使えなくなるのはまだ当分先のことでしょう。さかのぼれば、12cm光学メディアは、1982年の音楽CD登場以来、既に30年も存在しているわけですから。 BDが普及したのは、地デジ化などで急速にハイビジョンテレビが普及したのと並行しています。 また、BDレコーダーはDVDの再生や録画も可能ですから、DVDレコーダーからBDレコーダーに置き換わることは、一般ユーザーにとっては、VHSがDVDに変わったことほどの障害はありません。普及に伴って、BD自体も安くなりました。 このことが、急速にレコーダーのBD化を推し進めたと言えます。
お礼
BDが普及したのは、地デジの情報量にDVDでは太刀打ちできなくなってしまった点ですね。 BDはいつまで続くと思いますか。
お礼
DVD登場は1996年で、1999年頃ヒットし、2003年~2008年頃が主力だったのですね。 DVDレコーダー登場は99年頃で、4年ほどした2003年BDが登場したんですね。 BDにかわる次世代メディアは現在一般向け開発が行われてないのですね。 光学メディアは波長を短くして容量を上げて進歩してきましたね。 青色レーザーに対し次代は紫外線ではメディアを痛めますね。 現に直射日光で駄目になりますし。 次代はディスクメディアではなくなる予感はしますね。 SD超進化系みたいなタイプかも。 ホログラフィック記憶の外村さんは先日亡くなられましたね。 確かに凹凸記録ではなくなりますね。 BDは最後の光学デバイスとは少し衝撃です。