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フェンダーベースのアメリカ製とメキシコ製の違いと弦高の調整について
- フェンダーベースのアメリカ製とメキシコ製の音の違いや弾きやすさについて知りたいです。
- 自分の所有しているメキシコ製のベースの弦高が高いので、調整したいですがお店での調整は可能でしょうか。
- アメリカ製のベースは弦高が低くて、メキシコ製のベースは弦高が高いと言われていますが、その違いは本当なのでしょうか。
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はじめまして。 ベース暦:約40年、52歳の男性です。 私のベースギター経験は、プロファイルを参照してください。 今、私のメインベースは、Fender USA CustomShop のJB62です。 このベースとFender Japan のJB62と引き比べると、明らかに音が違うのが分かります。 どのように違うかと言うと、文章や言葉では表現しにくいですが、長年ベースの音を 聴いてきた経験から「違う」と感じます。 「音が違う」内容としては、音の芯、輪郭、伸び(サスティーン)、倍音成分などです。 私はFender Mexico のベースを弾いたことはありませんが、恐らく現象としては概ね 同じだと推察します。 では、この差は何なのか? どこにその要因があるのか? これは一言では表せませんが、ネック、指板、ボディ、シーズニングなどの「材」関係、 あるいは、ネックポケットの収まり具合、バインディング、フレットの打ち方等の「加工」 関係、そして、PUの巻き数・巻き方やマシンヘッド等の各「パーツ」関係等がやはり、 Fender CustomShopは一枚も二枚も上手・・・、と言う感じです。 これらの影響は一つひとつはさほど大きくないかもしれませんが、それが合わさってくると 「音が違う」と感じられるレベルになるように思います。 弦高については、やはり低めの方が押さえる力が少ない分、弾き易いのは確かです。ただ、 弦高が低いと、いわゆる「ベチャベチャ」になる恐れがあるので、適度な弦高が必要です。 ご質問の「アメリカ製だから弦高が低くて弾き易く、メキシコ製だから弦高が高くて弾き にくい」と言うのは当てはまらないでしょう。個々のベースで調整が異なるからです。 弦高の調整は、プロ(お店)でやってもらえば問題ありませんが、できれば自分で できるようになりたいですね。 弦高の好みや弾き方の違いがありますので、「これが正解!」的な弦高はありませんが、 多くの場合、工場から出荷される段階では、1弦:2.0mm程度、4弦:2.5mm程度とのことです。 低めの弦高が好きな方は、1弦で1.4~1.5mm程度、4弦で1.6~1.8mmまで下げても良いと思います。 また、フレットの形状(ジャンボ等)との兼ね合いも考慮した方が良いでしょう。 弦高の調整方法はweb上にたくさん出ているので省略しますが、注意点をいくつか書いておきます。 (1) 弦高を変える前に、まず、ネックを調整すること。 一般的には「やや順反りが良い」とされています。 長年の経験で、私もそう思います。 「やや順反り」の目安は、以下の通りです。 左手で1F(もしくは2F)を押さえ、右手の小指で20F(もしくは19F)を押さえ、その真ん中 (8Fか9F)あたりのフレットの弦高(フレットのてっぺんと弦の一番下の隙間)を右手の 親指で確かめます。 ベースですと、ハガキ1~2枚程度の隙間になっていれば「やや順反り」でgoodです。 (2) 弦高を変える時は、弦を緩め、サドル(ブリッジ)にテンションを掛けないこと。 (3) 弦高を変えたら、必ずオクターブチューニングをすること。 オクターブチューニングの際もサドル(ブリッジ)にテンションを掛けないこと。 (4) オクターブチューニングは、必ず、チューナーを使ってやること。 耳では1セント、2セントの差は分かりません。 弦を緩めたり、張ってチューニングしたりの繰り返しになりますが、弦高がしっくり来て、 オクターブチューニングもしっかりできたベースは気持ちが良いですね。 もし、生音(アンプからの音ではない)で少々ビビッていても、アンプからの音がしっかり 鳴っていれば大丈夫です。 以上です。 お役に立ったでしょうか? 楽しいBass Lifeを! 長文失礼しました。 m(_ _)m
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- gypsysky
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アメリカ製もメキシコ製もパーツの素材の違いは有っても サイズに違いは無いと思います。 お店で調整して貰えば出来る範囲だと思います。 恐らく弦を張った時のネックの素材の違いに拠る ネックの反り具合の差なのかな?と思います。