実際に出てから考えればいいことだと思いますよ。
Microsoftの携帯電話関連事業は、さかのぼると2003年のWindows Mobile
2000年のPocketPC、更には1990年代のWindowsCEから続いています。
反面、エンドユーザーに選ばれる機会はあまりありませんでした。
WindowsやMicrosoftは、非常に強力なブランドのように見えますが…
実際には、Windows用アプリケーションやWindows向けコンテンツなどが
Windowsを使う利点を支え、ブランドカがあるかのように見せています。
そういった多くの対応ソフトがあるのも、OSのシェアに由来するもので
必ずしも、OSが優れているために対応ソフトが多いというわけでもありません。
つまり、MicrosoftやWindows自体にはブランドカは無いのです。
ですから、これらアプリの互換性が無いWindowsCE系OSの搭載製品は
パソコン的な利用を求めるエンドユーザーには支持されませんでした。
CE自体は、組み込みOSとして、カーナビや特定業務端末で活躍しています。
しかし、パソコン的な機能を携帯電話に盛り込んだスマートフォンの分野では
WindowsXP,Vista,7との互換性が無いWindows Phoneには
あまり大きな魅力を感じる人はいないようです。
つまり、WindowsXP,Vista,7のシェアの高さとは裏腹に
WindowsCE,Mobile,Phoneは、OSとしての魅力自体において
iOSやAndroidに勝つことができないでいるのです。
CE系でずっとサポートされてきたARM系プロセッサーは
iOSやAndroidによるスマートフォンによって、市場が拡大し
高性能化が急激に進んでいます。
ですから、Windows8ではARMでも同じOSが動くという報道がありました。
すでに、PC用として有名なUbuntuというLinux系OSを、DynabookAZで動かした人もいて
ARMによる省電力ノートPCが現実的であることは実証されています。
http://www.youtube.com/watch?v=BvzhK7kTXT0
が、実際には、今年になって、Windows8はARM用をWindowsRTと改称し
Windows8とは別のOSという位置づけを明確にしてきました。
結果的に、メトロアプリと呼ばれる一部のものだけがWindowsRTでも動くというもので
現在使われているアプリやゲームソフトが、WindowsRTで動く見込みはありません。
互換性の無さは、XPからVistaに移行した時の比ではありません。
Windows Phone 8も、Windows8との互換性を謳う部分があるものの
基本的には、Windows8用アプリが動くわけではありません。
逆に、そこを明確に表記するために、異なる名前のOSとしたと考えられます。
つまり、Windows Phone 8対応と表記されているものだけが動くわけです。
現状では、そういったソフトウェアメーカーの対応がどうなるか?
はっきりとわかる状態ではありません。ですから、出てから評判を聞いて決めるべきです。
発売される頃までには、iOSもAndroidも更に改良が進むことも無視できないはずです。
ちなみに、Windows Phoneは、米国の企業向けスマートフォンとしては
それなりのシェアを得ています。ただ、それが日本ではそれほどのシェアには繋がっておらず
ましてや、学生などの個人向けとしては、シェアの低さの理由を考えるべきだと思います。
お礼
お礼が遅くなって申し訳ありません。 結局、日本の各社の秋冬(冬春)モデルでは発表されませんでしたね。 Windows Phone 8端末が日本で アメリカ等とほぼ同じ時期にに発売されないのは寂しいです。 もし発売されたら、その時は比較に比較を重ねて 自分に一番あっていると思ったら買ってもらうという様にできるよう 頑張ろうと思います。 申し訳ありませんが他の方にも、ここで一度にお礼をさせていだきます。 みなさんの回答を読んで、もっと物事を 柔軟に考えていかないといけないと感じました。 もしまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。