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この二つの作曲ソフトの長所と短所を教えて下さい
本格的な作曲を始めるため作曲ソフトを購入します。 cubase6とsinger song writer9とどちらを買おうか迷っているのですが、 それぞれの長所と短所を詳しく教えて下さい。 プロの作曲家はcubaseを愛用している人が多いのは本当ですか?その理由が知りたいです。 singer song writer9はスタンダード版とプロフェッショナル版がありますが、 操作の分かりやすさは同じでしょうか?初心者でもすぐに慣れますか?
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こんばんわ。 音楽制作の仕事をしています。僕はCubaseを使用していますが、Singer Sonig Writerのことはわかりませんので、Cubaseのことのみになってしまいますが、お答えします。 プロの作曲家はCubaseを愛用している人が多い、というのは事実です。しかし、最も多いかと言われると、信頼出来るデータを示して答えられる人は誰もいないのではないでしょうか。そういう統計が存在しないと思います。 Cubaseを愛用する理由は、人それぞれだと思います。ただ、全ての人に共通して言えることは、自分の制作スタイルを貫く上で必要な機能が都合よくそろっているから、ということは確かだと思います。 例えば、Perfumeのプロデュースをする中田ヤスタカ氏もCubaseを使用していますが、あのようなエディットをしようとするとCubase以外の選択肢はありえないはずですし、ハリウッドの主要大作映画の音楽を手がけるHans Zimmer氏はCubaseを利用する理由として、「Cubaseは入れたものがそのままの形で出て来て、他のシステムのようにカラーリングされない。私は他の誰にも似たくないから、どんなことをさせても色づけのないソフトウェアのクオリティが大切なんだ」と言っています。 他にも、ポケモンの制作をしているゲームフリーク社のクリエイターはCubaseを採用する理由として、「内蔵音源を中心としたゲーム音楽制作の現場では、MIDIの編集をすごく細かく出来ることが重要ですが、Cubaseは、やりたいことが直感的にできるからいいのです。」と言っていますし、プラチナゲームス社のクリエイターの人は同じくCubaseを採用する理由として、「トラック数が豊富に使えるということ。長尺のイベントシーンなどでは900~1000トラックくらい使用するケースもあり、他のDAWだとバウンスを繰り返さなくてはならなくて、苦労していた。あと、デフォルトでサラウンド制作が出来る事。」と言っています。 ちなみに、僕がCubaseを愛用する理由は、「MIDI、VSTの分野で凄まじい発想力と想像力を有しており、いつも僕が不満を抱え始める頃には新しい解決案を提示してくれる。」といったところでしょうか。 まさに、立場が違えば人それぞれです。 CubaseはもともとMIDIシーケンサーでしたので、MIDIを駆使して音楽制作をする人にはとても都合のいいソフトになっていると思います。Singer Song Writerは譜面ベースでの音楽制作スタイルをとっているので、譜面で音楽をやって来た人には都合がいいと思います。 Cubaseはとても直感的な操作ができるので、自分が思い描いた物を形にしやすいというのが利点ですが、一方では技術的な思考が非常に高度なソフトなので、それに追従するには豊富な専門知識と論理力が要求されるところが難点でしょうか。おそらく何の知識もない人が初めて触ると、複雑難解なソフトだと思います。「買ったはいいけれど、全然使い方がわからない」という声は、頻繁に聞きます。 こんな感じでしょうか。
お礼
とても参考になりました!ありがとうございます。複雑難解なんですね。 知識がない全くの初心者なので使いこなせるか不安です。