こんばんは
私はコジマ電機好きです。今回の結果はとても残念に思っています。店頭での値引き交渉が早いなど相性いい人もいると思いますよ。
まず論点を整理すると
1,なぜYAMADAは伸びたのか
2,どうしてコジマは売り上げを落としたのか
の2点にあると思います。
YAMADAが売り上げを伸ばした原因ですがなんと言っても大規模店舗の採用が大きいと思います。それまで業界の雄コジマが300坪程度で出店していたのをYAMADAは一気に1000坪程度まで拡大しました。これで品揃えを強化できお客様に様々な商品の訴求が可能になりました。やっぱりいろんな商品を手にとって見比べたほうがお客はいいですよね。ただ、YAMADAも商売ですので広ければ売り上げも相応に必要です。現在では大きすぎる売り場を持て余しドラッグや食料品など家電と関係ない商品に手を広げているようにも見えます。
あとは、2000年位からの大量出店ですね。これは物件調達なども含めて強力なバックアップ(銀行など)があったんじゃ無いかと思っています。実際、よくここまで不動産物件が有ったなと思うほど出店していましたね。しかし、これもあまりに早すぎる/多すぎる出店で、店員の質が明らかに落ちている店舗が見受けられます。私個人としてはYAMADAが一方的に人的資源で勝っているとは考えていません。
次に、もっとも大きなコジマ内部の問題です。他の回答者様の言うとおり人的資源は全く持ってだめ。特に昔からある店舗(少なくなりましたが店舗名にNEWと付かない店)はだめでしたね。あとは、おそらく昔からの店舗をスクラップするので経営資源を消費しちゃったんじゃないかと思います。ポイントシステムなどの投資は全く出来なかった。ここら辺は勝者必衰の理ですかね・・・。
いろいろと論じてきましたが販売現場での作戦レベルはコジマもYAMADAも大差ないと思います。本社の戦略レベルに差があったと・・・。業界外の人間ですので購買力などは推理でしか有りませんがここでも差が付いていたのでしょうか。しかし、それもビックが親会社になってどうなるか。あそこは体育会系の会社ですからだめ店員は淘汰されるでしょう。また、今回の買収資金で今まで出来なかったスクラップアンドビルドをやると言っています。今までのような一方的な負け戦はないんじゃないかと思います。
とにかく がんばれ!! コジマ!!!