討論番組のバラエティー化について
最近は芸能人出演する討論番組が増えていると思います。
私も最初はバラエティの討論番組を見た影響で政治に興味を持ちました。
最近の番組でも随所では大事なテーマを扱って、的を得た意見も出ているとは思います。
しかしながら、ほとんどの番組で意見が対立すれば相手を罵倒したり、感情の吐き捨てのような発言も多く、とてもマナーが守られているとは全く思えません。
意見の対立に関しては、人間、十人十色の考えを持っているわけで、意見の相違点が生まれるのは当たり前ですし、だからこそ討論するのだと思います。意見が食い違ったときこそ、なんで考え方が違うのか検証する良い機会のはずなのに、そこで相手の意見を罵ったり、そこで議論が途切れたりしていては、討論の意味がないと思います。
人が喋っている最中に自分の意見を言う(司会者がそうしている番組もある)。
扱っている討論のテーマ自体が人の生き方を否定したような番組。
社会問題にどう対応したらよいかを考えるのではなく、「オレ的には、あの人の生き方は好きじゃないんだよね」とかの発言を繰り返すだけの番組。
討論番組という名で、討論せずに同じ思想の人間を集めて、一人の著名人を批判する番組を見たときは唖然としましたが・・・
こういう番組は製作側がどんな意図を持って番組作りをしているのか疑問です。
最近になって、私にはにちゃんねるのTV版にしか思えなくなってきました。
皆さんは、このような番組はあったほうがいいと思いますか?ないほうがいいと思いますか?