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Mac book (黒)に関しての質問。
Mac Book (黒)OS10.4.11 を使用しています。 Mac 内蔵 HDD (Hard Disk Drive) に Fragmentation が発生している可能性。 これは簡単にどのような現象でしょうか?? またHDDには問題がある現象でしょうか??
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flagmentation = フラグメント化 = 断片化、という意味です。 たとえば、空=空き領域、A/B/C/D=ファイル、とすると、 元の状態:AAAAABBBBB空空空空空空空空空空 C書込み:AAAAABBBBBCCC空空空空空空空 B削除:AAAAA空空空空空CCC空空空空空空空 D書込み:AAAAADDDDDCCCDDD空空空空 となって、ファイルDが2ヶ所に分断されて記録されます(断片化)。その結果、ファイルDを読み出す際に、飛び飛びにアクセスする必要が生じて遅延がおこる、という問題が生じます。これは、コンピュータのデータ管理の都合上やむを得ないことなので、HDD自体には問題ありません。 では、どの程度問題かという話ですが、よほどのことがなければ無視しても構いません。最近のHDDは高速化しており、一般ユーザの次元ではあまり影響が出ないのです。Mac OS X自体にも、断片化を解消する仕組みがあらかじめ備わっています(万全ではありませんが)。昔は断片化を防ぐ仕組みがなく、HDDも低速だったため、それなりに問題がありましたが、現在ではほとんど意識する必要はありません。 ただし、HDDの容量ギリギリで使い続けている場合は、断片化した領域を使わざるを得なくなるため、問題が生じることがあり得ます(特に仮想メモリを断片化した領域に割り当てざるを得なくなるため、動作が緩慢になるでしょう)。 解消方法としては、OSをインストールし直すのがお勧めです。具体的には、 (1) バックアップ用に外付けHDDを用意します。 (2) Disk Utilityか、Carbon Copy Clonerなどのバックアップソフトを使って、内蔵から外付けへ完全コピーをします。 (3) 内蔵HDDを初期化し、OSをインストールし直します。 (4) 移行アシスタントを使って、バックアップから復元します。 または、(3)(4)は、(2)と同じ手順で外付けから内蔵に完全コピーするのでも構いません。 断片化は、どのようなデータ管理方法をとったとしても、多かれ少なかれ発生するものです。わざわざOS領域とデータ領域のパーティションを分けるより、ときどき、上記のような方法で丸ごとコピーする方が確実かつ簡便です(OS領域のパーティションを小さくすると、仮想メモリ用のブロックが限定されるので、かえって断片化が進む可能性があるでしょう)。
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- HAL2(@HALTWO)
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Cassette Tape ならば 3 分間の A、4 分間の B、5 分間の C という曲が入っている時に 4 分間の B を消去してもその位置に 6 分間の D という曲を録音することはできません・・・最後の 2 分間が C 曲に被ってしまって C 曲の最初の 2 分間が消えてしまいますよね。 Computer (Digital Disk Storage) では D の曲のうち最初の 4 分間を B 曲があった位置に記録し、後ろの 2 分間を C 曲の後に記録することができます・・・再生するときは最初の 4 分を再生し切らないうちに後ろの 2 分がどこにあるかを調べて頭部分を Memory に先読みさせておくことにより繋ぎ目無く再生させることができるようになっています。 この 6 分間の File を 4 分間と 2 分間の 2 つの File に断片化することを Fragmentation と呼びます。 Computer の場合、断片化された Data も「File D の断片 1 番は 16 Page 5 行目から、File D の断片 2 番は 48 Page 13 行目から」というように細かく位置情報 (Index) を HDD (Hard Disk Drive) の先頭部分に目次項目として保持しており、HDD の針は目にも止まらぬ早さで Index 部と Data 部との間を飛び回りながら断片化した Data を読み取って RAM (random Access Memory) に送り込んでいます。 しかし断片化 Data の位置情報 (Index) を読み取って実 Data を読み込み、再び Index を読み込んで Data を読み込むという動作速度が要求される時間内に終了できないほど無数の断片化 Data が散らばってしまうと、さすがの HDD も Data 読み込みに遅れを生じてしまい、Video Data ではコマ落ち、Music Data では音飛び現象を起こしてしまうというわけです。 HDD が充分に高速のものであれば障害の確率も低くなりますが、HDD の Data 読み込み速度が 2 倍に向上しても Fragmentation の数が 2 倍になれば元の木阿弥(笑)・・・File の数は OS や Appliation が Versio Up する度に倍々で増加してきましたので (少なくとも OSX10.4 までは)・・・。 私の場合 2GB の HDD でも充分だった OS9.2 まではこまめに Maintenance Tool で Defragment 処理していたものの 10GB を軽く上回る OSX では頭を抱えてしまい、遂に OSX10.4 で本格的に Main OS を OSX に移行した際には取り敢えず Defragmentation Tool Software は購入したものの、結局は殆ど使いませんでした(笑)。 OSX10.5 を Main で使うようになってからは iTunes や Video Data で Fragmentation 問題に悩まされるようになったことから Temporary Partition に Copy して再生するようにし、OSX10.6 に移行した現在は Data を全て外部 HDD に置いて、必要な File のみを内蔵 SSD に Copy して用いる手法にしています。 iTunes Library や Video Data は専用の Partition を 2TB の外部 HDD に作って保管しており、必要とあらば 2TB の HDD そのものを予備用として持っているもう 1 台の HDD にまるごと Copy させることによって HDD まるごと Defragment 処理することもできるようにしています・・・2TB HDD のまるごと Copy なんて何時間かかるか判ったものではないので(笑) 500GB 割り当てている Video Partition も未だに Backup していないのですが(汗)・・・。
お礼
ありがとうございます。
お礼
大変よく理解できました。 今夜試してみます。 ありがとうございました。