ぶっちゃけ、そのPCの構造の問題になることが多いので
そこを確認しないことには、何も検討することができません。
HDDの利用形態としては、いろんな要素があります。
まず、内蔵のPATA,SATAポート、拡張カードのPATA,SATAポート
USB-SATA,USB-PATA変換によるUSB-HDDが一般向けの主流で
サーバー市場ではSCSI接続のものも使われています。
これらのI/FはOSからデバイスドライバーによって制御され
その割り当ての形態から、優先順序があり、その認識順序から
HDDの優先順位が決まります。
加えて、HDDにはパーティションという管理単位が使われ
一つのHDDに、大別して二種類の複数のパーティションが作成できます。
その二種類の形態の違いを含めて、パーティションは個々に認識され
うちWindowsから利用可能のパーティションに、優先順位に基づいて
C:以降のドライブレターを順次割り当てるようになっています。
HDDはPC価格の5%から20%程度の価格を占める部品ですから
出荷状態では、ほとんどのPCは一基のHDDしか装備していません。
ですから、D:ドライブは一つ目のHDDの2つめに認識されるパーティションであることが一般的です。
もし、二基のHDDを搭載しているのであれば、新しいHDDを古い2つ目のHDDと入れ替えることは可能です。
しかし、一基しか搭載していないのであれば、安易な入れ替えはできません。
最悪、ノートPCのように2つ目のHDDを内蔵できないPCであれば
C:ドライブやブートローダーなどまでを含む、HDD内の情報の全てを
新しいHDDに移し替える必要が生じます。
デスクトップPCであれば、追加HDDを適切に設置し
適切にWindowsから利用可能のドライブを用意した上で
D:の中身をすべて複製することになります。
その上で、ディスクやドライブを管理するツールから
ドライブレターの割り当て変更を行なうことで
旧来のD:ドライブ下のパスを参照するソフトなどから
正常にデータへのアクセスができるようになると考えられます。
HDDが一基だけの場合は、普通は再インストールや
リカバリーディスクからの環境再構築を行なうべきです。
複製して移行するためのツールなどもありますが…使ったことが無いので割愛します。
なお、一つのHDDをC:,D:に分割してある場合、デフラグや最適化を行なっても
両方のドライブにアクセスする必要がある状況では、HDD上のシーク動作で速度低下が生じます。
HDDを二基にすると、シーク動作が減ることによって、HDDの速度改善と消耗の防止が期待できます。
#でも、機械としてのPCを、見て理解できないタイプの人であれば
#こういうメンテナンスも、専門の人に依頼するほうがいいんじゃないかとは思います。
お礼
分かりやすい説明有難うございました。 まずはパソコンの構造を調べてみます!