可能ですよ。また、コンセントからの電源を切り替えるだけの切り替えスイッチを、コンセント経由で間に挟むのであれば電気工事士などの資格は必要ありませんし、多少の電子工作ができる方なら自作も可能ですし、ブレーカー内蔵型のスイッチ付のテーブルタップ(各コンセントごとにスイッチのついたタイプ)を使えば、そのタップにつないだものの合計が1500Wを超えることは無いはずです。通常のコンセントは一個当たり15A(1500W)以内の消費電力という規格がありますので、このようなブレーカー内蔵型のテーブルタップでは、15A(1500W)で内蔵されたブレーカーが動作するため、そこにつながれた機器以外の電源が落ちることは無いでしょう。一般にエアコン用などの専用のものを除くと、一部屋あたりのコンセントの合計容量は20A(2000W)である場合が多い(たとえば2口コンセントがついていても30A取れるのではなく、20Aでブレーカーが切れます。これは同じブレーカーから何箇所ものコンセントがとってある場合では、それらすべての合計が20Aを超えた時点でブレーカーが切れます)ので、台所のみ別のブレーカーになっていれば、台所で使用する機器をブレーカーと個別スイッチがついたテーブルタップからとれば、それらの機器の合計電力が15A(1500W)を超えることは無いので、他の機器との兼ね合いもありますが、残りの機器の消費電力が15Aを超えることが無ければ、いきなりメインのブレーカーが飛んで真っ暗などということは防げます。
ただ、今回の質問でひとつだけ他の機器と異なった特性を持つ機器があります。電子レンジ以外は基本的にヒーターを利用した機器ですのでスイッチを入れた瞬間に流れる電流(突入電流とかラッシュカレントと呼びます)は定格電流と比べても特別大きくなる(ヒーターも実は温度が上がるまでの短時間ですが定格電力以上の電力を消費します)ことは無いのですが、電子レンジだけは瞬間的に定格電流の数倍の電流が流れる場合があります。まぁ、ごく短時間(ミリセコンド単位の時間)ですので、これでブレーカーが切れることはあまり無いのですが、電子レンジ使用前の電力がギリギリの状態であったっ場合、テーブルタップなどに使用されているブレーカーの動作速度が、配電盤についているブレーカーの動作速度よりも遅い(内部機構の違いによる)ため、絶対に切れないとはいえません。
まぁ、それなりの電子工作ができるスキルがあればこのようなものにも対応できるのですが、その辺は未知数ですので無しとしておきます。それから屋内配線の過熱については、回路自体に問題が無ければ気にする必要は無いでしょう。ブレーカーから配線される線材はブレーカーの動作電流以上の電流容量を持ったものが使われていますので、配線が過熱する前にブレーカーが切れます。
お礼
契約アンペアを上げればよいことはよく分かっています。ところが1つ問題点があり、電柱より家屋に引き込んだ位置(2F)から積算計(1F)に下ろしているラインの塩ビパイプが細く、VVFの太いものが入れられそうにありません。このパイプは2階のベランダ(鉄板+コンクリート)の壁際を貫通しており、穴を大きくするのは不可能です。VVRと言う電線をあるようですが、何故かVVFより許容電流が低い様です。2階より別ルートで1階まで引き直すのは物理的に不可能ではありませんが、大変な感じです。最近の新築の家屋では専用の引き込みポールを設け、ポールの下部から家屋に引き込まれているますが、ポールだけで10万以上すると聞いてます。費用だけでなく、敷地内にポールを立てるスペースもなく、質問したような案を考えてた次第です。 何はともあれ、一度電気工事店に相談してみます。レスポンス有難うございました。