テレビに出る=人気があるではありません。「テレビ局が
使いやすい」というのも条件として非常に大きいんです。
関根勉は萩本欽一に見出され、彼の番組の中で露出を
続けて定着したタレントです。萩本欽一の笑いは上品な
笑いであり(それが彼の信念)、結果として関根勉は脛に
傷を持たない(=以前にスキャンダルなどがない)タレント
として定着し、結果として視聴者から「大好きじゃないけど、
大嫌いでもない」タレントとして受け入れられてるんですね。
こういうタレントは、トラブルを起こすことが無いので、主役を
張らないチョイ役として、テレビ局は非常に使いやすいんです。
また、彼自身も「そういう形で使いやすいキャラ」をしっかり
演じてます。
要は「一定の存在感はあるものの、毒にも薬にもならない」
キャラを作ってるんですね。
・・・江頭2:50あたりとは、全然方向が違うんですな。
若いタレントで同じような位置には、「上地雄介」あたりが
居るんじゃないかと。