ベースは、バンドの中では、一般に最低音を担当する楽器です。 また、リズムを支える楽器でもあります。
音程の面では、最も低い音程を出すことなどから、コードの響きの下地を支える重要な役回りを担うことが多いです。 ベースが入らないと、バンド全体の音の響きが軽くなり、スカスカな感じになってしまうこともあります。
また、音の存在感が大きいので、響きの下地を支えるだけでなく、バンド全体のリズムに対しても大きな影響があります。
ドラムをリズムの根幹を作る楽器とし、キーボードやギターをコードを出す楽器とすれば、ベースはリズムを支えつつ、コード全体の響きも演出するという、それらの中間的な役割を果たすことになります。 リズムとコードと両方を押える分、重要なパートともいえます。
楽器的には、太目の弦が4~6本(4本が主流でしょう)張られた大ぶりなギターという感じで、ギターと比べると各部が2回りくらい大きいです。
ギターとの比較をすると、重量は重め、弦の張りは強めで、音域はギターの1オクターブ下くらいが得意な音域になります。
一般には地味な役回りと見る向きもありますが、前述のようにバンド全体にとって影響力の大きい、重要なパートです。
また、ベースでも速弾きなどの派手なプレイを身上にする人もいますし、弦を親指で叩いたり指で引っ掛けてフレットに叩きつけたりする、スラップ奏法(チョッパーという人もいます)など、ベースならではの脚光を浴びるような演奏も可能ですので、必ずしも地味な役回りということにもならないでしょう。
参考になれば…
お礼
とても参考になります!がんばって練習しようとおもいます。ありがとうございました!